概要
正式名称は『NARUTO カカシ外伝 戦場のボーイズライフ』。元ネタは小沢健二によるシングル「戦場のボーイズ・ライフ」からであろう。
『NARUTO』第一部終了から第二部開始までの箸休めとして描かれた短編であり、三週にわたって週刊少年ジャンプに掲載された。単行本では第27巻に収録されている。
本作のメインキャラクターであるはたけカカシがなぜ写輪眼を持っているのか、その謎を描いている回想編であるが、決して単なる番外編ではなく、実は本作の根幹部分に関わる内容となっている。
本編に先駆けて波風ミナト、うちはオビト、のはらリンが初登場(扉絵などは除く)し、各々の詳細な言動や性格が初めて描写された作品でもある。
アニメ『NARUTO -疾風伝-』では、2009年7月30日に1時間スペシャルとして放送された。
あらすじ
時は今を遡ること十数年前、第三次忍界大戦の時代。幼くして上忍昇格試験に合格したカカシは、初任務として師の波風ミナト、そして同班のうちはオビト、のはらリンと共に任務に当たる。
ミナトと一旦別行動をとることになったカカシ達は敵の奇襲に遭い、リンを拉致されてしまう。オビトは任務よりも先にリンを救おうと提案するが、カカシは任務完遂が優先と主張し、二人は対立してしまう。