概要
タケヒト氏のいわゆる看板娘であり、氏のサイトや同人誌にもヒロインとして登場している。
一人称は「私(わたし)」
なお苗字は「示す斎」の「斎藤」であり、「二の斉」の「斉藤」ではないので注意が必要である(後述)。
初出は平成20(2008)年4月13日で、この時点ではラフであった。24日に正式に色つきのイラストとして上梓された(上左)。タケヒト氏曰く「ひょんなことで出来た」とのこと。
狐耳としっぽを備えた、いわゆる狐娘である。髪は黄緑色で、末端を肩の両側に三つ編みでまとめている。眸は萌葱色。毛色は狐色というよりも、オリーブ色ないしは鶯色に近いのが特徴的。
服装は和装で、茶色地に肌色で草などを染め抜いたミニ丈の小紋に、花柄を金色で染め抜いた紺色の名古屋帯を締める。帯揚げはレモン色。ただし帯揚げを締めているが、後ろはお太鼓を作らず蝶結びとし、余りは足許まで垂らしている。猫の顔をかたどった黄緑色の帯留めがポイント。また、稀に茶色の下服に黄色のリボンをつけたメイド服を着ることもある。
足許は着物に合わせ、足袋に赤い鼻緒の草履をはく。メイド服の場合は黒タイツにブーツとなる。
性格は穏和でがんばり屋。ただし諸々の事情から人間社会に対する知識が不足しており、失敗も多い。頭をなでられるのが好き。
好物は油揚げ。絵の中にも油揚げをぱくついている絵がある。
元々はさる稲荷神社の神の使いだったが、よんどころない事情により高校生の斎藤佑介(さいとう・ゆうすけ)の許に居候している。苗字が「斎藤」なのはこれによる。なお佑介のことは「ゆーすけ」と呼んでいる。
友達として九十九神の田中ポン、化け猫の早見タマがいる。
コンのメイド服は、長らく出処が不明だったが2011/11/06に配布されたコピー誌
ABURAAGE0.8pieceの4コマ漫画で佑介のために何か料理を作りたいコンが
お茶請けになるようなお菓子をポンに教わりに行ったおりに
「お菓子がさらにおいしくなる魔法の服だよ~」
とポンから個人的趣味で渡された物である。
メイド服を着たまま帰宅したコンがそのメイド服をどうしたか佑介に尋ねられ
「ポンちゃんが「これを着れば佑介さんが喜んでもっとお菓子がおいしくなるよ」って」
と言われた佑介の反応は「あのタヌキ・・・今度会ったら覚えていろよ・・・」であった。
早速教わったチョコクランチを作ったコンであったが佑介が甘い物が苦手というオチがついた。
なおタケヒト氏のホームページwed拍手レスで氏がコンの身長は、「設定で身長156cmくらい」と答えていたがコミティア90で配布されたCD「ABURAAGE SPECIAL」ドラマパート声優募集時の特設HP(現在閉鎖)登場キャラクタープロフィールで身長152cmに変更されていたが155cmが決定稿とのこと。
蛇足になるがポンが162cm、タマが150cm程度(不確定)。
また「外見年齢14歳」とのこと、ただし実年齢は九十九神の田中ポン(外見年齢15歳 実年齢100歳)より上らしい。
ちなみにTwitterには「斎藤コンbot」が存在する。
使用状況
原作者のタケヒト氏による使用がほとんどであるが、閲覧者の人気が高く、他にも数人の絵師がコンの絵を描いて使用している。