概要
演:宮川大輔
少年係刑事。おかっぱ頭に眼鏡が特徴。竹虎の指導係。甘い竹虎のことを嫌いつつも、彼のやり方をある程度は認めている部分もある(有効な場合もあると思っている程度)。父親は早くに亡くなっている。母親が個人商店を経営していたが、万引きに泣かされていた。
嫌味で陰険な部分もあるが、刑事としての正義感および責任感は強い。「死刑は見せしめ」という考えであり、肯定派の様である。いい意味でも悪い意味でも論理的なタイプであり、物事を冷静かつ合理的に判断する能力があるが、その反面で頭でっかちになりがちな面がある。捜査一課を希望している。自分と同じ境遇の人間を思いやる気持ちが強い分、加害者側に厳しい。特に世の中に甘えた少年犯罪者が大嫌いであり、自分が万引き(冤罪)で捕まえて破滅させた楠木に対して、彼だけでなく彼の家族も同罪で一緒に破滅しても構わないと捉えられる発言をしている。そのために彼に命を狙われた際、わざと取り返しのつかないところまで彼を誘導しようとした。少年犯罪者から弁護士となった『日影明彦』に対しても、先入観から強い義憤を露にしている。だが、楠木に対しては更生して真面目に生きていると信用するようになり、彼が事件の容疑者になった際に弁護している。町田が自首して来た時は、彼女の竹虎への感謝と信頼が籠められた言葉を聞いて、とても嬉しそうな顔を浮かべている。
ノルマを気にする発言から竹虎とお互いに第一印象は悪かったが、理想を追い求める故に暴走しがちな彼を諫め、時には助力し、彼の成功は認めて一緒に喜んでくれるという竹虎にとって必要な存在となって行く(竹虎の様な奴にとって彼を盲信してその行動を全肯定する奴が最も危険)。
ドラマでは32歳。関西弁でしゃべっており、原作との相違が目立つ。原作同様クールだが女好きで、いつも合コンに参加している。