概要
名前の中に入っている文字から公式で
太陽とお月様になぞられていたり、猪突猛進いつも元気で喜怒哀楽が分かりやすい日向に対していつも冷静で感情をあまり表に出さない月島は身長も含め全て正反対な二人であり、どこか対になるところが見られる。
(日向は1年メンバーの中で一番身長が小さく、月島はチーム内で一番身長が高い)
関係性
出会い
二人が初めに出会ったのは1期序盤、日向と影山が入部初日からあることをやらかして部室出禁、体育館立入禁止を食らったので外で練習をしていた時に月島達が声を掛けてきたのが最初の出会いで、その時に影山ばかりを煽る月島にカチンときた日向が大ジャンプでその低身長からは考えられない程の高さまで飛び上がり、月島の頭の上まで飛んで月島の持っていたバレーボールをひょい、と掠め取ったことで日向のことを強く意識するようになる。
2:2
その数日後、1年生で2:2(+両チームに上級生一人ずつ)の勝負をした際に最初は日向のスパイクを止めて
日向のジャンプ力がすごいことは分かりつつも煽るように「あと数cm身長が高かったらスーパーヒーローだったのにね」と言ったすぐあとにその日向からスピードと横スライドによりまた上を行かれてしまってブロックすり抜けて撃ち抜かれたことで今まで斜に構えていたのが月島の”負けず嫌い”なところが刺激されて悔しそうに日向に立ち向かって行く。
ここでまた日向に2度目に驚かされ、出し抜かれたことで月島の中での日向の存在感が大きくなっていくもう1歩になったように思える。
vs青葉城西(練習試合)
この時、まだレシーブが苦手だった月島は及川に格好の的にされてしまい、何度も集中的に狙われ続けてしまうがそんな様子を見て日向が月島を守るように
「月島ばっか狙うな、オレも狙え!」というようなことを及川を威嚇するように言っていて
これには月島も虚を突かれたようでまさか日向が、自分よりずっと小さな日向に守られるなんて…と心を掴まれてしまったのではと思われるシーンだった。
ただ、元来素直ではない性格なのでお礼などは言わなかったが確実に月島の中での日向の印象をまた変えるきっかけになっていたと思われまた大きく存在感を感じるきっかけになったように思われる。
敵わない存在
1期18話「背中の守り」、また2期7話「月の出」の回想で
「派手に暴れるのは日向の役目。その日向が後衛に回ってる間を極力無難に凌ぐのが僕の役目。」と何処か諦めたような切なげな表情で言っている月島の足元に月が、日向の足元に太陽が浮かび上がる描写があり、徐々に徐々にじわじわと追い詰められてやがて月島の中で日向の存在がこんなにも大きくなっていたことが分かるシーンであり、
その後、合宿中に黒尾から「チビちゃんにいい所全部持ってかれるよ」と煽られた際に「僕が日向に勝てるはずないじゃないですか」と返していたことで初めて、日向のことをとても大きな…絶対敵わない相手として認識して認めてしまっていたことが明らかになる。
太陽vs月 対等なライバル
その後、山口からの叱咤激励と先輩からの言葉を受けて
自分の進むべき道が見えてきた月島は日向を「敵わない相手」として勝負するのも諦めるのではなく、認めていて凄い相手だと分かった上で勝ちに行こうとするようになり、
対等なライバルとして認識するようになる。
そのことは白鳥沢戦にて今までの経験や本能に任せて戦うと不利な相手である牛若こと牛島若利の左スパイクに対して目の前の情報をよく見て分析する月島の冷静さがよく効き、本能とは真逆の理性により解決策を導き出したことで白鳥沢を打ち破った。
この戦い方とスタイルから本能的なバトルスタイルの日向に対して月島は《烏野の理性》と呼ばれ、勝利後に日向を振り返りながら「合宿で新技仕込んできたのは君だけじゃないんだよ、日向」と誇らしげに不敵に微笑む月島が見られ、今までの彼からは考えられないほどに清々しい笑顔をしている。
疑似ユース合宿
さらにアニメ4期にて、本来呼ばれていたのは月島だけだったがどういうわけだかこの合宿に日向も突撃参加してきて同じ烏野からそんなことをやらかす奴が出て、しかも自分の隣にいて気まずさから他人のフリをしようとしたり
日向が不法参加したことがバレてキャパシティオーバーからいつもの語彙力が消失してしまい、「このバーカッ!バーカ!!」と子供のように日向に文句を言っているところが見られ、今までなら絶対見られなかった姿が見られたワンシーンであった。
その後、合宿中二人は殆ど一緒にいてお互いのことが色々と見えてしまう距離感でありお互いに意識したり感化されあったりしていて、ずっと球拾いをしながら周囲を観察していた日向に月島がポツリと「…チョット、付き合ってくんない?」と言ったところは公式のツンデレシーンではと思わせる二人の関係性がまた揺れ動いたところである。
稲荷崎戦
稲荷崎戦後、日向のことを淡々と物語のナレーションのように内心で語っている月島が見られるが
これはよく見ていないと言えないことであり、何だかんだいつも日向のことを見ていることがうかがえる。
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