「誰だろうと受けて立つ」
「お前を叩き潰したい」
プロフィール
クラス | 白鳥沢学園3年3組 |
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ポジション | ウイングスパイカー(WS) |
誕生日 | 8月13日 |
身長 | 189.5cm(高校3年10月現在) |
体重 | 84.8kg(高校3年10月現在) |
最高到達点 | 345cm |
好物 | ハヤシライス |
最近の悩み | なし |
CV | 竹内良太 |
(新プロフィール)
所属 | シュヴァイデンアドラーズ |
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ポジション | オポジット(OP) |
身長 | 192.7cm |
体重 | 90.6kg |
最近の悩み | 語学をもっとがんばりたい |
ステータス
パワー | 5 | バネ | 4 | スタミナ | 5 | 頭脳 | 3 | テクニック | 3 | スピード | 3 |
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(新ステータス)
パワー | 5 | バネ | 4 | スタミナ | 5 | 頭脳 | 4 | テクニック | 4 | スピード | 4 |
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概要
白鳥沢学園バレーボール部主将。背番号は1。ポジションはウイングスパイカー。U19日本代表。
「絶対王者」と呼ばれる宮城県下最強のスパイカーにして、全国三大エースの一角。通称「ウシワカ」。及川や岩泉にとっては中学時代から敗れ続けた宿敵。
中等部の頃より全国区のプレイヤーとして名を馳せており、その時の異名は「怪童」。
岩泉の回想より、強豪ではなかった白鳥沢学園中等部を全国へ3年連続で導いた。
選手としての特徴
そのスパイクの威力は他のスパイカー達と一線を画しており、西谷すら吹っ飛ばしてしまうほどの圧倒的威力で、大砲と称される。高さとパワーのみでも非常に強力なスパイカーながら、それに加えて左利きであり、右利きとの打点のズレや左右逆回転の掛かる球質からレシーブ、ブロック共に相手チームの対応を極めて困難にしている。また瞬時のコースの打ち分けにも優れ、打つ寸前ギリギリで相手の予測のつかない逆方向へ強烈なスパイクを放つ。精度の面では及川に劣るが、当然サーブの威力も飛び抜けたものを誇る。チームの得点の大多数を叩き出し、トスの上げられる回数も非常に多いが、5セットマッチの終盤でも宙に留まって見えるような見事なスパイクフォームを維持できるほどにスタミナも盤石。ロードワーク中は他の部員を遥か後方へ置き去りにしてしまうほどの俊足でもある。チーム戦略上参加する機会は少ないがレシーブも上手く、日向にアドバイスを乞われた事も。
更にそれらを踏まえても、何より特筆すべきはその精神力。エースとしての強烈な自負を持ち、どんな逆境や苦しい場面でも揺らぐ事なくボールを呼び続け、結果として決め切ってしまう絶対的なエースとしての存在感がある。そのメンタリティは中学時代から既にこの領域に達しており、同じ全国三大エースの桐生八の信条に大きな影響を与えている。
名実共に、名門白鳥沢学園の中心選手である超高校級プレーヤー。「ウシワカをどう活かすか」が白鳥沢のチーム構成の中核に置かれており、彼の存在がチームの戦略そのものですらある。
バレーボール情報雑誌『月刊バリボー』に高校バレー界注目の3選手として特集を組まれた事もあり、知名度、実力共に全国でもトップクラス。
東北の選手で唯一U19の日本代表に選抜されており、一時期日向からは「ジャパン」(Japanと記載された代表ジャージを着ていたため)と呼ばれていた。
人物
己の実力に絶対的自信とプライドを持っており、弱者や興味のないものには一切目を引かないストイックな性格。一方で相手の皮肉を真に受けたり、冗談が通じないといった生真面目とも天然ともいえる一面を持つ。また天童の適当な発言にも逐一反応するなど、律儀(他にも天童に「ジャンプ読み終わったら返してー」と言われた際に「今無駄毛スッキリを読んでる」と返し「そんな広告まで見なくていい」と返されるほど)。
強者には彼なりに敬意を払っている。が、どこか「上から目線」で対等な存在としては見ていない節がある(本人は完全に無自覚だが)。中学時代から何度となく対戦してきた及川に対しても「白鳥沢に来るべきだった」と高く評価しているが、あくまで「優秀な選手」として評価しており、ライバルとは考えていない。
日向に対しては何故か初対面の時から敵愾心をむき出しにして、日向の存在自体を真っ向から否定するような「ムキになる」態度を示している。これは自身がフィジカルを理由にバレーボーラーの道を絶たれたことで、フィジカルを重視する鷲匠監督から受けている影響も少なからずある。
その実力故に他校の面々から恐れられているが、同学年のチームメイトからは「若利」「若利君」と意外にも下の名前で呼ばれており、関係も良好。他愛のない会話でも真面目に耳を傾けている。大平曰く、「『怪物』や『化け物』と称される彼だが自分たちにとってしっくりくる呼び名は『超バレー馬鹿』」。
ジャンプGIGA2022AUTUMNの出張番【THEvolleyball】では、天童から「しゃべるとかわいいとこあるんすよ。チーム内では完全にボケ担当でしたね。」と言われている。
家族構成は、元バレーボール選手の父・空井崇と母、母方の祖母。父親の苗字が違うのは婿養子だったため。両親は現在離婚しており、父親は海外にいるという。因みに若利という名は祖父、曾祖父から「利」の字をもらって名付けられた。
左利きを矯正されそうになった際、「他人と違う物があるのはこの子の力になる」と父の懇願で矯正はせず育てる事になり、結果左利きであるという事は現在牛島の大エースたる所以の1つになっている。
牛島自身も父に「俺の左手(ギフト)を守ってくれてありがとう」と感謝を述べている。
また、父が高校生の時チームメイトだった「日本一のエース」の話を聞き、自分もそういう風になりたいという思いを持っている。
高校卒業後は大学に進学しつつも即座にプロ入り。Vリーグdivision1王者シュヴァイデンアドラーズに所属する傍ら、19歳で日本代表の主力としてもプレーする期待のホープだが、世界を相手になかなか結果が出せず、バレー人気の無さに悩んでいる。が、友人の天童のアドバイスや偶然出会った岩泉のアドバイスを聞いた事で吹っ切れ強者で在るために為に何度でも強さ(それ)をすてようと決心。高校時代のフォームを捨て新たなフォームに変更した事で更にパワーが増し、恩師の鷲匠先生の理想とする全てねじ伏せるシンプルな強さを身につけた。
アニメでは第一期終盤にてひと足早く初登場。しかもたった一言だけだがセリフも有りファンを驚愕させた。
第二期でも原作より早く登場し、日向の宣戦布告を受け「おもしろい」と挑発的な笑みを浮かべていた。
誕生日は国際左利きの日。ちなみに伊達工業の青根と同じであるが、向こうはベルリンの壁建設日が由来。
誰よりもバレーボール愛は強く、目の合った子供に対し「バレーボールは好き?」と笑顔で問いかけたことがあるが、正直に「(代表が)弱いからつまんない」と返されたときには心底凹んでいた(これはスラムダンクにおいて豊玉高校の北野前監督による名言「バスケットボールは好きか?」のオマージュともとれるものであるが、同時に実社会において男子バレー人気が低迷していた実態を赤裸々に描いたシーン《当時、バレーは男子中学生のやりたくないスポーツワースト3だった》でもある)。
本編後の活躍
本編後はシュヴァイデンアドラーズから海外リーグに移籍しており、ポーランド・プラスリーガ、Orzel Warszawa(オジェウ・ワルシャワ)で活躍。背番号は11番である。
2024年にはポーランドリーグ内で別のチームに移籍していることがハイキュー!!Magazineで判明した。
※ポーランドは男子バレーボールの世界ランク1位であり、男子バレーボールにて世界三大リーグの一角を担うプロリーグ。
また2024年7月号のSportivaの表紙より、日本代表のキャプテンに選任されたことが判明。
該当ツイートhttps://x.com/webSportiva/status/1797935098953965833?t=FEOiWWWr3WPpOhrNQKATeg&s=19
れっつ!ハイキュー!?
性格は本編と変わらないが、牛若丸風に登場したり極度の方向音痴だったりセッターに文字通りあれやこれやと尽くされてしまっている。方向音痴に関しては、試合会場を間違える、ロードワークで白鳥沢に戻るはずが青葉城西、伊達工業に向かってしまうほど壊滅的。
10巻の書き下ろしでは手でハートを作り「ヘズキルーペ、だーいすき」という女優の台詞をうっかり言ってしまうなど天然さをみせる。
※牛島が方向音痴なのはれっつ!のみの設定
ハイキュー部!!
れっつ!と同様殆ど性格は変わらないものの、元々の天然な性格とフィジカルが強化されている。特にロードワーク中に人を弾いたり車を弾いたりしては話の導入になることもしばしば。他にも怪異を左手で消し飛ばし、河童を投げ飛ばすなどかなりカオスなことをしている。
だが真面目な性格でもあるためその分の損失の埋め合わせもキチンとこなしている。
とある事情で11巻ではチャラい海の男スタイルになり、慣れない「ーっス」という言葉遣いをしていた。
またパロディも多く取り入れている当作品ではぬ~べ~の主人公である鵺野鳴介のコスプレをした牛島の姿がみれたりする。
関連イラスト
関連タグ
宮浦健人 西田有志 実際のプロバレーでOPを勤めている選手。2人ともサウスポーである。また2024年パリ五輪日本代表。
西田有志は日本代表チームで牛島と同じ背番号1番を背負っている。
宮浦健人は鎮西という白鳥沢に近いプレイスタイルの高校でエースをしており、ポーランドリーグに移籍していたりと、牛島と似た経歴を持つ。また2024年ネーションズリーグで「好きなハイキュー!の選手」という質問に牛島若利と答えている。
清水邦広 山本隆弘 過去の日本代表のサウスポーエース。当時OPという用語は一般的ではなく、左利きのライト打ちエースのことを特別にスーパーエースと呼んでいた。