概要
水銀燈は基本設定、キャラデザインなど原作からの改変が大きい旧アニメ版(無印、トロイメント、オーベルテューレ)において、特にデザインや設定の改変が大きいキャラである。
ギャグ回も多い旧アニメ版無印においては作中のシリアス要素を一手に引き受ける役でもあった。
トロイメントにおいてはそちらのラスボスである薔薇水晶とシリアス要素を折半する形になった。
旧アニメにおける水銀燈の設定
他のドールと違い作りかけの人形である。従って、ローザミスティカも保有していなかった。
ローザミスティカを保有していない、または奪われた人形は本来、自ら動くことが出来ないのだが、水銀燈は作り手であるローゼンへの愛によって活動しだした
真紅の元に現れるが、その時点での水銀燈は、うまく歩くことが出来なかった。
それを見かねて、真紅は、水銀燈の歩行練習を手伝う。当初は、警戒していた水銀燈も、献身的に練習に付き合ってくれる真紅に対し、次第に心を許し始め、友人とも言える関係を築く。
だが、真紅に対して、「ジャンク」と言われたことの影響で憎悪の念を抱いていく。ただし、物語が進むにつれ、真紅との関係も段々と良い方向へ進みだし、真紅を助けるような場面も見られた。
戦闘では背中の翼を竜に変えるなどのアニメオリジナル技も使う。
旧アニメ版設定ではドールの固有能力はローザミスティカに宿っている設定らしく、2期(トロイメント)の最終話では、彼女からローザミスティカを託された真紅も黒い翼を使用している。また、背中の翼から両刃の剣を生み出し、その剣により戦う事もある。こちらも旧アニメオリジナル設定。
容姿
少女然としていた原作よりかなり大人びたデザインになっている。大きさも真紅より二回りほど大きい(原作では頭身や体格は多少違うがほぼ同じ身長)。
原作では鮮やかな赤だった眼は薄いマゼンタの眼になっており、目のふちに隈のようなラインが出るなど、原作よりも目つきの悪さが出ている。ドレスも装飾が一部省略され、漆黒のドレスだった原作と違い濃紺のドレスとなっている。最大の違いとして、腹部のパーツが無い不完全なドールという点がある。
前髪は原作は真紅と同様にぱっつんと整っているが、こちらは整っていない。
乳酸菌
乳酸菌とってるぅ?と発言したので乳酸菌のイメージが付いた。
関連動画
関連タグ
乳銀燈:ほぼ旧作からの影響。
悪魔ほむら:目付きがやや似ている。