概要
2004年に放送された旧アニメ版『RozenMaiden』第一期第8話「蒼星石(Lapislazuri Stern)」で水銀燈が発した台詞。発案者は同話の脚本を手掛けた岡田麿里と思われる。
蒼星石を自らの遺児と同一視するミーディアムの老人・柴崎元治の前に現れた水銀燈は、彼のことを「永遠にひとりぼっち」と評し、憐れむような言葉で挑発する。激昂した元治は彼女を殴ろうとし、電気スタンドを叩き落とす。が、気の病みが原因なのか元治は急に胸を抑えて悶え苦しんだ。その様子を見た水銀燈は「怒っちゃダメよ、血圧上がっちゃうから。乳酸菌摂ってるぅ?」という言葉で更に元治を嘲笑したのだった。
あくまでシリアスなシーンの台詞なのだが、アニメオリジナルキャラである元治の強烈な人物像や唐突に発せられた「乳酸菌」という単語にシリアスな笑いを感じる視聴者は多かった模様。更にラジオ番組『水銀燈の今宵もアンニュ~イ』で乳酸菌ネタが多用された影響もあり、水銀燈と云えば乳酸菌というイメージがファンの間に定着してしまった。
ただし旧アニメ版放送からだいぶ時間が経過し、この台詞の存在しない原作版が完結したり、それを元にした新アニメ版が放送されたりした影響で、近年では忘れ去られつつある・・・はずなのだが、意外なところでそのセリフが出回ることとなる。