概要
「早起きは三文の徳」とは、ことわざの一つである。
朝、早く起きることは、健康にも良いし、必ずいくらかの利益があり、 また、何か自分にとって、良いことが得られるという例え。
ちなみに、文が使われていた頃の物価は、蕎麦一杯で二十文弱だったとされる。
近年では逆説的に、早起きして損することは無いが物凄く良い事があるわけでは無いという解釈もなされるよう。
対義語
比べると知名度は低いが「朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)」ということわざが対義語となる。
石(こく)は尺貫法に於ける体積の単位で、米一石=米千合で平均的な成人の年間米消費量とほぼ同じとされる。
つまり、朝寝坊で生じる損失はとても大きいという例えである。