概要
正式名称は「ラブライブ! School idol diary ~春色バレンタイン☆~」。
ラブライバーからは当初の発売予定だった2015年2月下旬から何度も延期を繰り返してなかなか発売されない幻の作品で知られる。
すでにジャケットは完成しているらしく、オトノキの庭をバックにりんぱながレジャーシートに座ったイラストが描かれている。
SIDの発売延期自体は「星空凛」「絢瀬絵里」で前例があったので別に珍しいことでもなかったが、この作品は劇場版ラブライブ!公開時も同時進行で発売延期が何度も告知されそのままファイナルライブからのラブライブ!サンシャイン!!に世代交代し今に至る。
あまりにも情報がないため、ラブライバーからも怒りを通り越してネタの一種として扱われている節すらあり、つい最近まで似た状況にあったどこぞの劇場版のように「最初の告知から延期を繰り返し一向に日の目を見る気配がない作品」の代名詞的スラングとなっている。
しかし本当に不憫なのはさらにその続きのタイトルやジャケットすら決まっていない南ことりなのは言うまでもない。
ただ、これまでラブライブ公式は劇場版ラブライブ!オフィシャルブック(なぜか劇場版公開から1年半も空いた2017年1月に発売)やSID第二弾をフィーチャーしたスクフェスイベント(告知から2年後の2017年9〜12月開催。「春色〜」が出てないので当然既刊の3種のみ)、ソロライブ!3発売(告知から2年後の2018年3月発売決定)など激しい非難を受けながらも告知はちゃんと守っており一切放置はしてないため、発売中止には至っていない。
期待しない程度に待つのが無難だろう(というかおそらくファンの間ではすでにそうなっている)。
と、思ったら
なんと、電撃G’s magazineの2018年11月号誌面にて、12月号から同誌に掲載スタートとの告知が掲載された。
余談
一向に日の目を見なかった経緯から、ファンの間では告知はされても塩漬けにされている状態を「春色る」と呼ぶものもおり、Twitterのbotでもこのスラングがネタにされていた。
なお、連載が開始され、単行本が発売された今でも「春色る」を使う者は比較的多い。
関連タグ
Aqoursかるた…令和版春色バレンタイン。長い間塩漬けにされていた後輩の企画。こちらは告知どころか製作中といったアナウンスも長くされなかったため企画が中止されたのでは?とも言われていたが、9周年を迎えることを記念して発売されることが告知された。