CV:広瀬ゆうき
概要
UQホルダー不死身衆№11。不死者狩りをする一族の神鳴流剣士である。
しかし自身が不死者の実験体であるがゆえに一族から疎まれる存在として扱われており、エヴァンジェリン(雪姫)の抹殺を命じられ派遣されるが、雪姫どころか吸血鬼になりたての刀太にすら敗北。(そもそも、雪姫を倒すのはかなり難しいものであり、ぶっちゃけ一族から捨てられたも同然である。)何も拠り所を持たない「ないもの同士」として、強引な形でだが刀太の一番の親友になり、雪姫達と一緒に同行するようになる。
人物
穏やかで面倒見の良い性格。一族から疎まれる存在として育ったため自己肯定感が低く、自分を明るい場所に連れ出してくれた刀太に憧れを感じている。刀太とは「ないもの同士」のコンビ。
「八咫の烏族」という亜人の一族の特徴があり、16歳までは男性でも女性でもない体になっている。16歳の『成人の儀』にて行われる儀式によりどちらかの性別になる。
なお、選ばなかった場合は自然にどちらかに落ち着くのだそう。
近衛勇魚からは同じ神鳴流の剣士であるため、慕われており、共に修練を積む間柄となっている。
能力
桃源神鳴流の奥義をおもに扱う。普段は自らの実力を押さえ手加減をしており、本気でやると刀太を上回る。
不死身のネタは『呪式不死化実験体』。詳しい経緯は不明だが、10歳時に不死身となる。治癒再生力が超強化されており、下半身などの重要器官が破壊されても、超再生能力が発動し数十秒で再生する。
余談
魅力的なキャラではあるが、残念ながら話の都合上後半はかなり陰が薄くなってしまう(もっとも、後半では前作と融合したため登場人物が増え、1人に割ける尺が少なくなったという仕方のないやむを得ない事情があるのだが)。
その中でも3巻18-22話、6巻61-62話、10巻101-103話、18巻151話など、心に残るエピソードが多いのは幸いと言えるだろう。