この信号機は、表側と反対側で、赤に変わる時間を数秒程度遅らせて、交通の流れを円滑化する制御である。この機能が付いている信号機は、大抵「時差式信号亅と書かれた看板が取り付けられていることが多い。時差作動側は、基本的に、「時差信号」である。基本的に主道側のみ時差式で、従道側は、普通の動作をする。なお、新潟では、万国橋で直角交差と斜角交差が混ざっており、赤信号と直進矢印点灯から青信号へ切り替わった時に、右折矢印が点灯している物が存在し、これも時差式(ダブル時差作動)によるものである(青信号と右折矢印同時点灯時は青信号同然、他の方向にも進めるが安全に右折出来る事を示すサインを表す)。更に愛知でも├字路で直進と右折矢印を取り付け、右折出来ない対向側のみ「時差式」標示して青→黄・直進→赤・直進・右折と動かして対向側と同時に動作させ、安全に右折出来るタイミングを知らせるシステムとなっている(終了時は黄→赤(対向側は当然赤固定)と一般的な矢印信号と同様)。此うした現示は他都道府県からは唖然とする動きの問題として見られる場合がある。
時差式信号
じさしきしんごう
この信号機は、表側と反対側で赤に変わる時間を、少し遅らせて、交通の流れを円滑化する制御。交差点の一種。