〈愚かで愛しい私の妹、あなたの身と心とその苦痛を、全て私に差し出してくれる?〉
概要
CV:遠藤綾
時槻雪乃の姉。生前は、世間に馴染めず自傷癖を持った病んだ少女で、現在は雪乃に取り憑いている亡霊という立ち位置。雪乃に宿る〈断章〉の一部にしてオリジナル。
風貌は雪乃と瓜二つだが、常に純粋な悪意を湛えた笑みを浮かべており、同じゴシックロリータ趣味のドレスも風乃が着ていると雪乃が着ている時よりも少女性が強調されて感じられる。
普段の亡霊状態では雪乃と、他人の〈断章〉を共有する〈断章〉を抱えている。白野蒼衣以外は存在を知覚できない。蒼衣の事を気に入っているらしく、〈断章〉名で呼んで可愛がっている。
普段の亡霊状態での能力は、〈泡禍〉に対する高い感知能力。断章詩は〈愚かで愛しい私の妹、あなたの身と心とその苦痛を、全て私に差し出してくれる?〉風乃がそうたずねて、雪乃が〈あげるわと答える事で、雪乃の苦痛を吸い上げ現出する事が可能。その際に操る炎は雪乃のものとは比べ物にならない威力の上に、〈泡禍〉に連なる事象しか焼き尽くさないという特性を持つ。