概要
ブースターパック第4弾「虚影神蝕」で登場した、グレード3のシャドウパラディンに属するユニット。
格好がどう見てもジャージにイヤホンと、暗黒魔道士というよりその辺に居そうな兄ちゃんなのが特徴。
名前である「バイヴ・カー」(Badhbh Cath)は、ケルト神話に登場した、「モリガン」「マーハ」(漆黒の乙女マーハ)「ネヴァン」(髑髏の魔女ネヴァン)の三人の戦を司る女神たちのこと。
名前は「戦の魔女」あるいは「戦のカラス」を意味する。
一個人固有の名前ではなく、三人の女神の総称である。
エクストラブースター11弾「宵闇の鎮魂歌(レクイエム)」にて再録された。
カードとしての性能
ヴァンガード・リアガード問わず登場した場合、デッキの一番上を公開し、それがシャドウパラディンのユニットなら無条件でスペリオルコールできる。
単一クランで構成したデッキならノーリスク・ノーコストでリアガードサークルを埋められるが、それがたとえトリガーユニットであろうがグレード3であろうが問答無用で出さないとならない。
もちろん、この効果でこのユニットをスペリオルコールした場合、そのユニットも連鎖してこの効果を適用する。
頭数さえ揃えばそれを生け贄にできるファントム・ブラスター・ドラゴンとは(当の自分がパワー低めの生け贄向きユニットであるという点も含めて)非常にマッチしており、「生け贄候補を用意しつつ自分も生け贄になる」という献身的すぎる運用で活躍する。
アニメでは連続スペリオルコールに成功して即座にバイヴ・カー(2体)+コールされたユニットを生け贄に捧げるという見事な流れを形成したりもした。
公式設定
奈落竜の傍に仕える、黒魔術の粋を極めたカオス・ウィザード。 ありとあらゆる生物の血液から魔力を採取できる。
平時は社交的な性格をしており、騎士団所属の魔女や戦士たちとも交友があるが、
それは効率よく対象から血液を奪うための演技にすぎない。
彼にとっては敵も味方も全てが研究の対象でしか無いのである。
「血と誓約に於いて命ずる、出でよ! 暗黒師団(ダーケスト・アーミー)!」(「虚影神触」仕様)
「1対1?正々堂々?バカだな?お前バカなんだな?」(「宵闇の鎮魂歌」仕様)