概要
反転態へと変貌した十香が顕現させる魔王。
黒い玉座の大剣と玉座で構成されており、その形状は鏖殺公が両刃剣だったのに対し、こちらは漆黒の意匠が施された片刃の大剣である。
大剣と玉座を一体化させる事で発動する『終焉の剣(ペイヴァーシュヘレヴ)』はそれにより発生する黒い光に触れるだけでも片っ端から物体を消滅させる程の威力を秘めており、その太刀筋の延直線上にその圧倒的な破壊力を顕現する。
また、最後の剣(ハルヴァンヘレヴ)同様、一度に放出する霊力量が極めて高いためにタメ動作なしの連続使用はできないという欠点がある。
そのほか、あくまでの反転態時の十香と本来の十香は厳密には別人なので、十香の人格が覚醒し、元に戻るとそれに伴い暴虐公は消滅する。