概要
初登場は第1巻「十香デッドエンド」及びアニメ第1期第1話「四月一〇日」。
玉座の形をしており、背もたれの部分には剣が収納されている。
王座は倒し、乗る事で、飛行することもできる。
また、細分化された玉座と一体化することにより、全てを破壊する【最後の剣(ハルヴァンヘレヴ)】が本来の姿にして鏖殺公最強の必殺技だが、凄まじい破壊力を誇る反面、力の制御を誤ると暴走してしまうという欠点を持っている。
士道によって鏖殺公は封印されたが、(ほかの精霊も同様だが)十香の精神状態が少しだけ不安定になると本来の力がほとんど発揮できない代わりに一時的に使用可能になる。
第5巻「八舞テンペスト」及びアニメ第2期第4話「顕現」では、十香の力を封印した士道にも、琴里の自己再生の力同様使えるようになっていた。
その真の能力はあらゆる条理、概念、果ては並行世界間の壁すらも断てる力。あまりにも強すぎる力を心優しい十香は無意識のうちに抑えていた。
余談
最後の剣(ハルヴァンヘレヴ)の読みの由来はは最後の剣を英訳したファイナルソードを一文字ずつヘブライ語に翻訳したもの。