曹純
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そうじゅん
曹純とは、後漢末期の武将。字は子和。
豫州沛国譙県出身。
祖父の曹褒、父は曹熾。祖父は曹操の養祖父曹騰の兄であり、曹操とは従兄に当たる同族。また、曹仁は同母兄の関係。
20歳の時に曹操に仕える。
曹操は精鋭騎兵隊「虎豹騎」を組織すると、曹純を最初の指揮官に任命した。
205年、袁譚が籠る南皮の包囲戦に参加し、敗走した袁譚を追撃し討ち取った。
207年、異民族の烏桓の討伐に向かい、族長の蹋頓を捕虜にした。
208年、長坂の戦いで逃亡する劉備を追撃し、劉備の二人の娘を始めとして多くの捕虜を捕らえた。
210年、死去する。
『三国志演義』では、南郡攻防戦で曹仁の部将として登場し、孫権軍の周瑜と戦い善戦するが、大敗している。ちなみに、虎豹騎指揮官としての事跡は描かれていない。
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