概要
pixivユーザーの小説家・リオ氏が、2012年から2021年にかけて展開していた二次創作小説。
妖怪としての血筋を持つ「安部詩音」を主人公に、笑いあり涙あり、時折シリアス&ラブコメ展開ありの日常生活を綴ったものであった。「Fateシリーズ」「ぬらりひょんの孫」など版権作品のキャラクターもちょいちょい登場させているため「二次創作扱い」となっているが、本シリーズオリジナルのキャラクターに関するエピソードに占める割合が高い。
主な登場キャラクター
※本シリーズオリジナルのキャラクターのみを掲載。版権作品のキャラクターについては、設定はオリジナルに準拠する。
- 安部詩音:主人公。正体不明の「最強」の妖怪であったが、安部家に拾われて人間として育てられた。久音に対して非常に過保護だが、最低限の常識は持ち合わせて行動している。食欲が非常に旺盛。
- 安部久音:安部家の実子で久音の義弟。陰陽師を目指している。人間の顔を識別するのが非常に苦手で、性格も腹黒い。
- 龍王寺修羅:久音の知り合い。厄介ごとに巻き込まれ必ず不幸になるという特異体質。非常にお人好しで、他人の不幸も自分のせいだと強く思い込むことがある。
- 多美倉大貴:「モブ貴」とあだ名されるなど何故か影が薄い。呪いを相手に押し付ける腕だけは一流。
- 木下信太:大貴の親友で、彼も呪いのエキスパート。面白いことが大好きで、面白いことのためにならタダ働きをする。呪いで呪いの相殺ができないかを研究している。
- 本浄守事:阿部家の下で暮らす土着神が実体化。話すことが少し苦手だが、久音とは仲が良く純粋な心の持ち主。実は両性具有。
- 神童雪子:特殊能力持ちの中では、世界でも5人しかいない治癒能力者。自身の特殊能力のせいで多くの組織から狙われているらしい。
- 一条真:詩音を尊敬している少年。間合いに入ったものは何であれ自動的に攻撃しがち。熱血でお人好しな典型的な主人公タイプで、恋人との幸せな普通の人間としての生活を夢見ている。
- 氷果:人間に対し好意的な雪女。修羅のことがとにかく大好きで、周りにはいつか百合に走ったり何かをやらかすのではと心配されている。