※第五章 専属神篇「東京異変」以降のネタバレになります
概要
パトパトチャンネルの登場人物の1人。
世界最強月詠白鳳の妻で月詠琴歌の母親にあたる人物。琴歌を産んだ直後に亡くなっている。
後に琴歌が身に着ける事になる、カチューシャは琴葉の遺品とみられる。
以前から存在だけはほのめかされていたが東京異変での白鳳の回想で初登場。
白鳳や琴歌よりも明るい緑髪に緑目の女性で、白いフードを目深に被って街を彷徨っていた。どうやら記憶喪失らしく、なぜ自分が街にいるのかそもそも自分が何者なのかも把握できていなかった。白鳳は彼女をお持ち帰りしようとナンパしたが、顔を見た瞬間一目惚れし心から思いやって接するようになった。(ただし酒を飲みすぎた勢いで結局やらかしている…)
しかしそれから体調が徐々に悪化し原因不明の昏睡状態にまでなってしまうが……。
そして「月詠琴葉」という名前は白鳳が便宜上咄嗟に名付けた仮名であり、本名は別にある。白鳳が後々に専属神契約を憎む原因になった可能性があるため彼女もまた神だったのではないかと考察されている。
正体
彼女の本名は“歌姫”ムーサナ。なんと帝王神候補当時序列2位(現在は3位)リトア・メルトリアに仕えていた専属神。
体調が悪化したのは専属神のルール違反によるもの。本来ルールを破れば激痛が流れる筈だが痛覚を無効化する特性を持っていたため気づかず違反し続けて深刻化した模様。
昏睡状態になった頃にリトアに発見されるが、そのまま物の様に見捨てられてしまった。
元はあまり興味を持たれていない3級専属神で、他の神を新しく専属神にするため記憶と力を封じられて捨てられた。そして専属神の契約は解約できず続いていたので白鳳と関係を持つ事が「主以外に忠誠を誓った」と判定され契約違反による罰が与えられていた。しかし痛覚は特性で無効化され加護や耐性によって無意識に対処していた。
そして白鳳の「死んでしまうなら本来の琴葉に戻って自分を突き放してほしい」という意思からリトアによって記憶を元に戻される(その時に歌姫は抜き取られた様子)。しかし琴葉は自分自身を愛してくれた白鳳に感謝し、任意妊娠によって保存していた遺伝結晶から琴歌を生み出しこの世を去った。