※こちらのキャラクターはパトパトチャンネルにおいて、
存在自体がネタバレともいえるキャラクターなので、ここから先は自己責任の上でご覧ください。
「私は誰か?そうそれはこの世界で最も高貴な全知全能の一族、帝王神メルトリアの長女」
「私は誰か?そうそれは帝王神メルトリアの左手、そして帝王神候補は2位!」
「男は私の美貌に魅了され、女は私の美貌に恋い焦がれ、その他の生物は私の美貌に希望を見出す」
「我が名はリトア・メルトリア。そこの死にかけ女神の主だよ。地球人月詠白鳳君?」
概要
リトア・メルトリアはパトパトチャンネルの登場人物である。
帝王神メルトリアの長女で、白鳳の回想時点では帝王神候補序列2位。現在は3位のメルトリア一族。
二つ名は【神域界女帝】。
かつての四季パトに比肩する実力を持ったメリア・メルトリアの実姉にあたる女神で、自ら帝王神の左手を名乗るあたり帝王神の補佐として活動している重役である様子。
人物
神らしいと言えばいいのか、プライドが高い性格で傲慢な態度をとっており、人間の事を虫と呼んで見下している。また、自身の美貌に非常に自信を持っている(確かに黙っていれば美しかろうが…)。
しかし、赤ん坊だったパトに負けてからはこの態度はなりを潜めており、再会した白鳳からも「丸くなった」と評された。
専属神に対する考え方はメリアが「専属神は一生を誓う結婚のようなもの」と考えているのに対し、リトアは愛より利用価値優先で飽きたり要らなくなったり新しい神を引き入れるのに席が空いてなかったりすれば即捨てるスタンス。白鳳が琴葉と結ばれルール違反により結果的に死を招いた事態を「残飯処理」と呼ぶなどかなり悪辣な物言いをする。
白鳳に専属神契約について教え、同時に神=クズのイメージを刻み込んだ原因。
王としては非常に優れた人物であり、多くの国を建国しながらも、どれもが別の文化で進化を遂げ、世界的にも大規模でハイテクノロジーらしい。
一方、何か咥えていると落ち着くからという理由で常にキセルを咥えるなど、可愛らしい一面も持つ。メルメアからは「おしゃぶりから卒業出来なかった」「可愛すぎ!威厳がどこかに飛んでいくわね!」と内心馬鹿にされた。
実は白鳳や凍夜とは同い年。つまり現在御年41歳。
ストーリー(5章後半以降)のネタバレ注意
月詠白鳳の回想にて初登場。
月詠琴葉、もといムーサナの主神であり、専属神契約をしたのにも関わらず、欲しい神がいるからと主従命令を使って琴葉の記憶と力を封印し、地球に捨てた張本人でもある。
わざわざ捨てた理由は
「死ねと命令すれば死ぬが、それでは私も後味が悪い。どうせなら【専属神側が粗相を犯して勝手に死んだ】としてくれた方が私としても楽なのだ、時間はかかるがな」
「それに今回みたいに後々再度欲しくなるパターンもある、野放しにして、必要となれば迎えに行く、そういう事も出来る」
と、自分勝手極まりない理由である。
後々に利用価値を見出し、行方を3年かけて探していたようだが、発見したのは”違反”による体調悪化で昏睡した頃だった。
その理由に苛立ちを隠しきれない白鳳に対し、リトアは淡々と専属神や今の琴葉の状態について説明する。白鳳と肉体関係を持ったことで契約違反したものの、特性や耐性のおかげで3年もの間、激痛に気づかず、自力で耐え続けていた。
「先に違反を犯したのはムーサナだからな、それで死ぬなら契約の保護は無効、そのまま死ぬだろうな。助かる方法もないだろう、結果は変わらないわけだし」
「だから言っている、残飯処理ご苦労と。惜しいが別に控えはいくらでもいる。空席が開くとわかった以上、私も次に動けるというものだ。いい収穫だった」
しかし、リトアはそんな琴葉に早々に見切りをつけ、上記のように判断して彼女を物の様に見捨てた。
その言葉に対して白鵬は激昂したが、
「自分の正義を貫くためには一番強くないと意味がない、所詮弱者のかざす正義は意味を成さないからな、どの世界、どの時代でも強き者がルールだ」
「弱い、それだけで同情の余地もない、権利を主張することすらもおこがましい、それが本来世界の在り方。お前らのルールは知らんが、搾取される側はいつも理不尽に見舞われる。そんな運要素の幸せで満足していたお前が悪い」
「守りたいなら最強でいろ、自分の正義を貫きたいなら最強でいろ、それ以外は搾取される側、最強だけが絶対的正義をかざす権利がある。」
そう一蹴され、白鵬は何も言えなかった。
そんな彼に対し、リトアは琴葉として死なせるか、ムーサナとして死なせるかという二つの選択肢を掲示した。彼女は記憶を戻して欲しいという彼の願いを聞き入れ、琴葉の記憶を復元する。
(歌姫の能力、それだけ私がもらっておこう。お前は眠れ、下級の生物に抱かれて)
そして、歌姫の力を抜き取って地球から立ち去っていた。
彼女の言葉は、後々に白鳳が最強になる要因となった。
余談
視聴者からのあだ名は「バブトリア」。
由来は、上記のメルメアのおしゃぶりを咥えたリトアのイメージから。