概要
朔日(新月、月が見えにくい日)の夜に半妖の犬夜叉が人間になる現象。
『犬夜叉』の世界において、半妖には一定の周期で妖力を失い人間同然の姿になってしまうタイミングが存在する。
「妖力を失う=身を守る術を失う」ことが同義であるため、多くの半妖はこの日を他人にも伏せ、元の姿に戻るまで安全な場所に引き籠る習性を持つ。
犬夜叉の場合は銀髪金眼が黒髪黒目に変わり、犬耳も消えて人間の耳が明確になる。加えて嗅覚も人並みになり、運動能力も低下、鉄砕牙を抜刀してもただのナマクラにしかならず、さらに着ている火鼠の衣までもが防御能力を失いただの衣服になってしまう。
ただし、妖怪を嫌う相手をやり過ごすには有効な手であり、アニメオリジナルストーリーでは妖怪を目の敵にしている法師の集団と諍いを起こさずに済んでいる。