概要
東方Projectに登場するミスティア・ローレライに関連したファンイベント(オンリーイベント、同人誌即売会)。
主催主体は「東方遊宴雀実行委員会」。
ある程度の規模を持ち、広く参加者を募集するミスティアのオンリーイベントは本イベントが初。
ミスティアに関連する代表的な二次創作の一つとして「おかみすちー」があるが、本イベント第一回開催回ではイベント中に使用されるサークル通行証(サークルチケット)としてこのおかみすちーをモデルとしたイラストを描いた木製コースターが用いられているなど、本イベントにおいても「おかみすちー」が受け入れられている様子をみてとることができる。
このサークル通行証は円形にカットされた木材断面にミスティアのイラストをはじめサークル名やイベント通知事項等が焼き印字されたもので、大変温かみのある仕上がりとなっている。
公式ツイッターによれば、「 ずっと残しておきたい通行証 」をコンセプトに考案された。
同イベントでは遊宴雀公式グッズとして竹材によるぐい飲みの頒布も行われており、イベント後は通行証をカップコースターとして、遊宴雀ぐい飲みと組み合わせて楽しむという提案もなされている。
開催実績
開催回 | イベント名称 | 開催年月日 | 開催場所 |
---|---|---|---|
第一回 | 東方遊宴雀 | 2017年06月25日(日) | 京都市勧業会館(みやこめっせ) 第1展示場 |
第二回※1 | 東方遊宴雀 2雀 | 2019年06月23日(日) | 京都市勧業会館(みやこめっせ) 地下第2展示場(C面)※2 |
第三回 | 東方遊宴雀 3雀 | 2024年07月28日(日) | 綿商会館(東京) 4階・5階※3 |
※1:公式ツイッターでも注意喚起がなされている通り、第二回開催回は2019年であり、2018年ではない。第一回開催回が2017年であったために第二回開催回が翌年の2018年であると誤解しやすいため、注意が必要である。2018年は翌年に向けて孵化の力を蓄える雛の一年となった。
※2:2018年6月(開催一年前時点)に会場が変更となった。「みやこめっせ」での開催は同一であるが従来の「第1展示場(A面)」から「第2展示場(C面)」に移動しているため、同年6月以前にホームページや手元に残る参考資料としての配布チラシなどで「第1展示場」との情報を得ている場合は「第2展示場」へ変更となった旨の情報の更新が必要である。変更前よりもより広い会場となる。
※3:新会場となった綿商会館では、当イベント以外に複数のイベントが入っているが、通常使われることの多い1階が割り当てられていないため、レイアウトなどが変更になる可能性がある。コスプレ関係などは後日発信される遊宴雀公式Xのポストを確認するする必要がある。
開催日程あれこれ
初開催年度の2017年はその干支が酉年でもあり、東方Projectにおける鳥類に縁する妖怪の一人であるミスティアのオンリーイベント初開催が同年度に行われたという意義深い縁も持つ。
本イベントは第二回(2雀)開催時点の公式アナウンスでは、2019年開催回以後は「 無期限休止 」となるとされていた。
→その後、公式Xのポストが発信され、開催地を東京に移した上で開催すると発表があった。
イベントのさらに詳細は次の公式ページ(外部リンク)を参照。
イベント日程あれこれ
なお、本イベントと同様に2017年を第一回開催とする特定のキャラクターのオンリーイベントとして、ミスティアと同様に『東方永夜抄』に初登場し、二次創作においてもミスティアと共に描かれる機会の多いリグル・ナイトバグに関連した「東方蛍光祭」が開催された。両イベントの初開催時には遊宴雀と蛍光祭とのコラボ企画として両イベントの共作によるポストカードの配布なども行われた。(その後、リグルオンリーは東方蛍光祭の休止に伴い幻想郷ほたる祭りに移行される。)
また二次創作においてミスティアやリグルと共に一つのグループ構成として見出されることのあるルーミアやチルノとの四人組について、メンバー全員のキャラクターオンリーイベントが開催されることとなった。
ルーミアオンリーイベントは同人誌即売会イベントとしての「東方想七日」(休止)からの名古屋(名華祭内)→春日部(埼玉)での新月妖魔夜行(埼玉開催分は大妖精オンリー「ルーネイトエルフ」と併催。)が開かれ、チルノについては「あたい最強!」(福岡開催)と静岡富士でのあ大祭(9月9日が土日になった時に開催)が開かれることとなった。
関連イラスト
- 「東方遊宴雀」のミスティアとおかみすちー(第一回開催記念作品)
ミスチ₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾ミスチ (上記公式ホームページより引用)