概要
両親が生粋のオタク第一世代であるが故に、生まれた時からオタク環境下に置かれてオタク常識を「習わぬ経を読む」が如くに吸収して育ったオタクのサラブレッド。
なお、オタクにはならなかった、オシャレや流行に敏感な、姉よりも人格的に器用な、とても空気の読める、姉よりも姉っぽい、しっかり者の妹(栗原経緯子)がいる。
海里いわく「成長に従って妹に『姉ポジション』を乗っ取られた」のだとか。
生まれた時から要領も良く成績も優秀。一方、人格的にはぽんこつで、流行に疎くオタク外の話題についていけないために友人は少ない。また自らの成績の優秀さのために一部の親族が自分(海里)に取り入ろうと醜い争いを繰り広げ、また「栗原さんは優秀」「自分たちとは違う人」とクラスメイトからも距離を置かれてハブられるようになったため、徐々に自らの「優れた能力」を疎み嫌うようになってしまう。
高校の卒業式の日に、後に世界を救う運命にある子どもを助けて死亡する。しかし、その功績を神によって認められて「海里としての記憶」を持った状態での異世界への転生を許され、その際に上述した体験から「能力は平均値でお願いします!」と請願した。その結果はマイルの項目を参照のこと。
ちなみに海里の名はノーティカルマイル、いわゆる「海里(カイリ)」から取られている。同様に妹の名前も経度と緯度から取られているのだが、これは栗原姉妹の父親が航空関係者であるため。