概要
CV:永野広一
主人公・ツナこと沢田綱吉らが通う私立並盛中学校の理科教師。「東大卒」と言っているが、後に虚偽であることが発覚する。
プロフィール
肩書き | 私立並盛中学校理科教師 |
年齢 | 原作:55歳、アニメ:40歳 |
学歴 | 東大卒(自称かつ詐称)、真実:私立並盛中学校卒業→四流高校卒業→五流大学卒業 |
人物
見た目は眼鏡をかけた中年男性。一見貫禄のある落ち着いた印象だが、その本性は劣等生をクラスメイトの前でバカにする嫌味な性格で、ツナをターゲットにして自分の「東大卒」を賛美するなど「優劣にこだわるイキリ中学生」並みに子供じみている。自分が遠回しに行ったツナへの侮辱発言に激怒した獄寺に胸倉を掴まれただけで「暴力を振るった」と言う理由で特に何もしてないツナまで巻き込む形で獄寺を退学にしようとする。退学取消しの条件として「15年前に校庭に埋められたタイムカプセルの発掘作業」という猶予を与えるが実際には15年前は例外的にタイムカプセルを埋めておらずどちらにしても退学にするつもりだった。後にツナ、リボーン、獄寺隼人の活躍により、根津が過去に並盛中のグラウンドに埋めた赤点のテストの缶箱を発見されたことにより学歴詐称であることが発覚し、解任された。点数を見る限り、ツナと同レベルかそれ以下の成績だった様子。
アニメ版では、自身の過去について掘り下げられている描写があるうえに原作以上に傲慢な部分が描かれた。自分が転倒して骨折した(ウソの可能性あり)のをツナたちのせいにしたり、山本武や獄寺がテストで良好な成績を収めたのをカンニング扱いしたり(山本は「ヤマが当たった」ので50点代、獄寺は持ち前の学力で100点だった)、それを庇った笹川了平までも退学処分にしようとした。
そして最終的には原作同様の経緯でタイムカプセル(原作では40年前だが、アニメ版では根津の年齢が引き下げられた関係で25年前のもの)から赤点の答案の山を発見され、ツナや獄寺だけでなく山本、了平、京子、ハルにまで醜態を晒すことになった。原作と違い解任されたかどうかの明言はされていない。
他にもエリート教授ならば皆知っているほど有名なリボーンの数学者としての顔であるボリーン博士の存在を知らないという設定が追加されるなど、初見の視聴者でも学歴詐称を行っている事は察する事ができるようになっていた。
余談
原作では第3話というかなり初期(まだ山本すら登場してない時期)に登場したが、アニメ版では放送2年目の第72話で登場とかなり出番が後回しにされている。
因みにこいつの声を担当した永野氏はロマーリオの声も担当しており、マフィアではあるが、根津とは真逆の人当たりが良い善人である。
関連タグ
人間のクズ……ツナなどの劣等生を見下しているため。
哀しき悪役……アニメのみ。こちらは過去が掘り下げられており、劣等コンプレックスに苛まれている描写があるため。