プロフィール
経歴
本作のメインヒロインの一人でセンターヒロイン。
親しい友人からは呼び捨て、りそなからは「ルナちょむ」と呼ばれている。
凋落した名門、桜小路家の末娘。上に兄と姉が一人ずついる。
生まれつき白銀の髪、緋色の目をしており、
それを気味悪がった父親や一族の者との仲は良好ではなく、幼少期は軟禁状態の生活だった。
また髪と同様に白い肌は日の光に弱く、日中は日傘がないとあまり外出することができない体。
フィリア女学院に通うため、朝日がメイドとして仕える主人。
住まいの桜屋敷は元々は桜小路本家が持て余していた物件だったが、
投資による大儲けで実家以上の経済力を持ったルナが買い取り、
フィリア女学院入学までは八千代ら使用人と共に一人暮らしていた。
フィリアの講師として働くため身の回りの世話ができないメイド長の八千代の代わりに
新しいメイドを探していたところりそなから朝日を紹介され、
面接で他の者と違い髪と目の色を見ても驚きを見せなかった朝日の態度を気に入り採用する。
人物
常に冷静で才能豊かな自信家。基本的には誰に対してもある程度壁を作って接する。
実家の教育によりあえて尊大に振る舞い、棘のある話し方をするが、
単に威張り散らしているわけではなく、自らの非には頭を下げ、相手によっては敬意を払う。
また桜屋敷の面々に対してはその限りではなく、本当はかなり優しい性格をしている。
その点を理解している桜屋敷の面々からは慕われている。
反面、かなりのドSでもあり親しい者、とりわけ朝日やユーシェをよくからかったり
いじめて楽しんだりしているが、親しくない者にはこういった姿も見せない。
上記の投資の才能や、とりわけファッションデザイナーとして天才的なセンスを持っており、
デザインを見せてもらった朝日が感動するほど。
しかし型紙や裁縫といったパターンは苦手なようで、朝日とは対照的。
その他
続編となる乙女理論とその周辺、月に寄りそう乙女の作法2においても、
アフターストーリーなどで登場を果たしているが、
萌えゲーアワードで大賞を受賞した1作目ののメインヒロインということもあって
依然として根強い人気を誇っている。
そのせいか、キャラクター商品を主に扱う総合ショッピング&情報サイト、
げっちゅ屋の美少女ゲーム大賞にて、
キャラクター部門で3年連続1位(しかも後2作はほとんど本編への登場なく)の快挙を果たし、
殿堂入りしている。
とりわけ2作目である「乙女理論とその周辺」での参加の際は、
本作のメインヒロインが3位だったこともあり、双方の受賞コメントは
本気を出したNavelによるネタ要素満載となっている。
関連項目
ミストトレインガールズ〜霧の世界の車窓から〜:コラボイベントにて参戦、最高レアであるSSレイヤーではメトロヴェルフォレットの制服を身に纏う。