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…だって、俺よりうまい奴がいねェーんだもん!!

-公儀首打役櫛灘イサギ、慈悲の一刀仕る。

"斬聖"の名に懸けてー… そこに罪があるのなら たとえ竜だろうと斬ってみせる。


プロフィール編集

誕生日12月23日
身長153cm
体重44kg
年齢14歳

概要編集

櫛灘イサギとは星野真による漫画「竜送りのイサギ」の主人公である。

"斬聖"、"首送りのイサギ"等と渾名されるほどの首打の腕前と、人類最強の男に認められるほどの剣才、そして罪人達への慈悲の心を持つ。


人物編集

出自編集

罪人の子として生まれ、流刑地「陵獄島」から一生出られないと言われ育てられた。現在は首打役(首切りの執行人)であり、島の人間からは忌み嫌われ蔑まれている。

陵獄島では基本的に僧侶達と同じ精進料理しか食べられず、「肉どころか餅すら」食べたことはほとんど無かった。みたらし団子を「天上の食い物」と称する。


容姿編集

まだ少年のため体格は小さい。

若白髪で中の後髪のみ黒。左の額に三日月形の傷がある。目の奥が深緋色をしている。初期設定画では青緑。


首打としての服なのか常に着物の色は白。首と手首に白い布のようなものを巻いている(後述)。

髪が長いためか3話のお風呂回まで女性だと思っていた読者が一定数いた(作者の前作「ノケモノたちの夜」に顔立ちの似たキャラクターがいたので以来のファンには抵抗無く男性と思われていたが)。

左耳の耳飾りは「サトリ」に至った際(後述)タツナミから贈られたもの。チエナミとの交渉は特に問題なく(?)済んでいる。


能力編集

タツナミに認められるほどの剣才があり、首打の腕も凄まじい(骨を断つ音すらしないと評される)。真剣同士の立ち回りでも(しかも初の実戦である)相手の首を一撃でカッ飛ばすという離れ業を見せた。

また八雲蒼緋に「実にいい砥石」「凄まじい動体視力」「手数も多い」「生涯手合わせした剣士の中で最も強い」などと評される。が、その後彼に不意打ちをした際「…これで勝利を確信とは まだ若い!」とも言われているためやはり実戦経験の少なさは欠点と言えるか。

タツナミとの数ヶ月間に及ぶ鍛練の末、死に瀕した人間の走馬灯からその人間の経験を我が物とすることのできる能力「サトリ」に目覚めた。以降それを生かし戦闘において最良の解を見出だし血路を開いたことも。だが得た記憶の全てを常に見ることが出来るわけではなく、あくまでも一部ずつである場合がある。

罪人たちの集う陵獄島で生き抜く為に常に自衛を強いられた結果、剣を握るよりずっと前から暗器を用いるようになった。


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  • 「投法・風車」

タツナミの記憶を見、チエナミが初めてタツナミに手傷を追わせたときに使った技を応用した。

  • 磔刑「棘殲刃」

手首の包帯に仕込んだ暗器の糸によって敵を拘束し攻撃する。ただの応報であり、奥義ではない。

  • 断刑・弓張月

須佐家の奥義である瀧割りをイサギが自分の技として落とし込んだもの。


性格編集

罪人達に対しても慈悲をもつ善良な心根。だが長年の首打役生活によりやや卑屈な面があり、それをチエナミにも指摘されている。

武人としての精神修練もなくずっと首打ちを強制されてきた代償として、首斬りの後に自己嫌悪に陥り癖になり血が出るまで首を掻き毟ってしまうほど精神不安定な面がある(首、そして手首の包帯はこの跡の治療と目隠しの働きをしていると思われる)。


関連タグ編集

竜送りのイサギ 須佐タツナミ 須佐チエナミ

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