概要
スノウ・ラングレイとは漫画「ノケモノたちの夜」の登場人物。主人公ウィステリア・ラングレイの兄であり、剣十字騎士団の希少な戦闘員でもある。
人物
容姿
妹と同じく銀髪。瞳も同じく青。「カッケーから」という理由で長髪をポニーテールにしている。一応聖職者なので黒服に十字架を提げてはいるがピアスを複数個開けていたりオシャレに余念がない。
能力
生まれつき悪魔の視える「目」を持つ。
剣十字騎士団では砲手として活躍しており、狙撃も任されている(作中で描かれた狙撃は失敗していたが珍しいことらしい)。
性格
重度のシスコン。チャラい。が誠実で極めてまっとうな人間である。
シスコンっぷりは凄まじいものがあり(家庭の事情が事情なのでとやかく言うべきではないかもしれないが)、妹の為なら剣十字から離反するとはっきり団長に言ってのけ、妹がトラウマで怖がっているのなら上司にも「帰れ!」と叫ぶレベル。再会後はほぼ常にウィステリアを撫でていたり甘やかしていたりしておりネタにされることもしばしば。
人間(?)関係
- ウィステリア・ラングレイ
上述のようにシスコンの彼だが優しい妹は拒絶しない。…基本。関係は極めて良好。大抵呼び方は「ウィス」。
直属の上司。奴隷同然の生活中(恐らく)低級悪魔と契約していたところを捕縛される。暫くは野犬のように警戒していたが彼らの戦う姿に絆され剣十字に入る。親子や兄弟に近い絆がある。呼び方は一貫して「タケナミ」。
一番上の上司。スノウは彼の中身を知る数少ない人間だったため本音のようなものを語られたりしている。尊敬はしているが、ウィスに手を出したら許さない。「団長」。
自分が知らない間に妹と契約していた(しかも属する組織的に天敵である)ため犬猿の仲。が、「ウィスが選んだ」ことには全幅の信頼をおいている。呼び方はほぼ「ネコヤロー」極々稀に「マルバス」。
ウィステリアの親友ということで契約者だが好意的。彼女へのウィステリアの手紙を代筆した。呼び方は「ダイアナちゃん」。
余談
- 「ノケモノたちの夜」の星野真先生の過去作「不良神父と少女の話」やノケモノたちの夜の前身「森の悪魔の暇潰し」、そして「リビングデッドの帰郷」に彼の原型となったキャラが登場している(いずれも星野先生のpixivアカウントより読める)。元々はスノウが主人公の作品を書こうとしたところ、聖職者であるためまっとうな行動しかせずギャップを生み出しにくい…と変更になったとか。
- 次作「竜送りのイサギ」の主人公櫛灘イサギの見た目にスノウの面影を感じるが、他人の空似(異世界転生?)。