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ひとたび人を斬ると決めたなら、決して救われようと思うな。報われようと思うな。一生…一生だ。お前が秩序に殉じて断つものを、真正面から見続けろ。


プロフィール編集

誕生日6月8日
享年48歳

概要編集

漫画「竜送りのイサギ」の登場人物。

人を斬る際に(一部ずつだが)斬られる人間の記憶を見ることが出来る特殊能力「サトリ」を、主人公・櫛灘イサギに授けた人物で、彼もまた「サトリ」に至っていたことが示唆されている。イサギに技術面、精神面その他で多大な影響を与えた。


外見こそ老いてはいるがかなりの巨躯を持つ。また非常に頑健で、息子・須佐チエナミには「ほとんど熊」と評され、鉄の手鎖を素手で千切るなど怪力の持ち主である。人類最強と称された将軍であり、南州平定の立役者にして国の英雄。それゆえ獄卒の中にも彼を尊敬する者が多かった。

右顎の傷は幼少期の須佐チエナミにつけられたもの。

十文字マヒナとは友人同士。


死罪の真相編集

罪を得て死罪が言い渡され、死ぬまでの数ヶ月間イサギに(「サトリ」だけでなく)剣術教えた。

本人の希望で首打役にはイサギを指名、斬首によって死亡した。表向きには病死とされるが遺族にはその旨を伝えているらしい。


世間には「政争の煽りを食った」とされているが実際の罪は「竜殺し」。

作品の世界観では「竜」とは豊穣と災厄、風と天候を司る神であり、国の政治・信仰・文化・産業などに絶大な影響を与えている。それを殺したことについては箝口令が敷かれているほど。

殺した理由としては「100年以内に竜は全て墜落し、その際数多の人命が喪われることとなるので先に殺しておくべきとしたため」である。が、その竜の墜落に関して表だって主張していたのは彼本人だけであり政治の中枢「太政閣」を大いに荒らした(このときのタツナミの派閥は「改革派」、それに危機感を覚え団結した反対派は「竜国護持派」と呼ばれている)。

そこまでの覚悟があったのになぜむざむざと死刑を受け入れたのかは、謎。


余談編集

親記事で詳しく解説しているが、某プロ野球チームOBの素晴らしい先輩との関係はない。作者の名前が星野先生だろうと気にしてはいけない。全ては偶然の産物である(ちなみにタツナミの名前の由来は前作「ノケモノたちの夜」に登場するタケナミと、「竜」)。


関連タグ編集

竜送りのイサギ 櫛灘イサギ 須佐チエナミ 十文字マヒナ

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竜送りのイサギ りゅうおくりのいさぎ

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