機体概要
全高54.6m、重量450t。
火のブライストとの連携を前提に、あくまでもサポート用に設計・開発された機体である。
戦闘においてはブライストの補佐及びエネルギー供給を主とし、他の八卦ロボと比べて本機自体は高い攻撃力は持っていない。
機動性は高く、ホバー推進で水上や地上を高速移動して後述する合体攻撃の為の位置取りをする事が出来る。ただし飛行能力は無い。
本編では姉へのコンプレックスから功を焦ったタウにより単体でゼオライマーに挑むが、なす術もなく翻弄され、最後はブライストと共にメイオウ攻撃で消滅した。
武装
ガロウィン・ブリザード
両肩に装備された発生装置より強力な冷気を放射する技。
これだけで敵を仕留める攻撃力はなく、主に相手の牽制やブライスト活動後の消火用が主な用途である。
余談だが、作中でこの呼称が出たのはドラマCD「大冥界」が初出であり、温泉で祇槍にタウが冷水をぶっかけた。
メガサーチャー・ビーム
腰にアタッチメントされたビーム砲を展開し高精度のメガビームを放射する。
それなりの破壊力はあるが、主にトゥインロードの射線形成と
ガイドレーザーによる目標捕捉がメインである。
トゥインフレア
ブライストと接続して増幅されたフレアランチャーを発射する技。
射手はブライストであり、ガロウィンは単なるエネルギー源である。
トゥインロード
ブライストとの合体攻撃。
二機で目標を挟み、マグラッシュとメガサーチャーの同時発射で空間ごと敵を消滅させる。
完全な発動には完璧な射線維持とタイミングが要求される。
余談
紋章の『兌』は本来『山』の対比となる『沢』を意味するが、ブライストとの姉妹機という設定やローズセラヴィーとの兼ね合いで『水』にアレンジされた。