水月春奈
みづきはるな
11月9日生まれ、血液型A型。身長150cm。
声:菊地ゆうみ
隠しキャラの一人。
2年目にきらめき高校の定時制に入学してくる後輩で、昼間はパティシエになる夢を叶えるためにスイーツショップで働いている。
携帯電話を所持していないために主人公との連絡手段が交換日記のみであるが、その交換日記でのペンネームが「ハル」。「ハル」を登場させるためには、2年目4月6日までに主人公の芸術が80以上、モラルが40以上に達しなければならないという条件がある。
交換日記開始後、ときめき状態の子と追加デートでスイーツショップに行くと、「お店の女の子」がお皿を割ってしまうイベントが発生するが、この時点では顔は見ることは出来ない。また、郡山知姫のイベントでの郡山とハルの会話や、郡山がハルの制服を着るイベントがあるのだが、こちらでもハルの顔は見ることは出来ない(この2人がいつどこで知り合ったのかは全く分からない。)。よって、ハルの顔を見ることが出来るのは告白時だけなのだが、その告白では彼女が自己紹介するとき「水月春菜」と誤表記されている。
交換日記開始後は、特定の日に日記の返事のイベントが発生するという形で進行していき、ヒロインポイントさえ上回っていれば逆転で告白されるためにときめきやすい(交換日記のため爆弾の影響も受けない)。反面、デートイベントでのヒロインポイントを意外と取りこぼしやすい柳冨美子が本命の時などに同時進行で狙うと無駄が少ない。
定時制の場合は生徒の年齢層が様々なので、当初は後輩と言っても年下とは限らず年上の可能性もあり、告白する子がどんなの子なのかと思わせていたが、卒業式当日に伝説の樹の下に現れたのは、声も見た目もまんま年下な女の子だった(見た目は年下すぎるか?)。
ちなみに彼女の将来の夢はパティシエールでテーマ曲は「夢色マカロン」だが、これはコナミプロデュースのアニメ『夢色パティシエール』から取ったと思われる。
また、全ヒロインで唯一「Yの魔眼」でもスリーサイズを確認することが出来ないキャラである。
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夜間部の定時制高校というのはだいたい四年制なようなので、ときメモ4の隠しヒロインであるハルちゃんは設定上ちょうど今頃が卒業式のはずです。発売からずいぶん経ってからときメモ4にハマったクチであるところの自分でもリアルタイムな設定に触れられる機会に出くわせたと思ったためこの度、お話を書き上げた次第です。以下は、あとがきのようなもの。読み飛ばしてもらってけっこうです。 ハルちゃんは初プレイ時に攻略「してしまった」ヒロインだった。前回、語堂さんのお話のキャプションでも書いた通り、本来は語堂さんを狙っていたのだが、意図せずしてハルちゃんEDを迎えてしまった。ときメモ4のEDは「ヒロインポイント」という特定イベントごとに加点されるポイントの多寡で優先度が決まる。語堂さんのイベントを拾いきれなかったことが語堂さんEDを逃した原因であるのは明白であるが、ハルちゃんEDを迎えた原因はホワイトデーに彼女へお返しを贈ったことにある。パティシエールを目指して修行している女の子が本気で作ってくれたモノホンのショコラである。プレイヤーたる自分がホワイトデーに返礼を贈るのは半ば義務付けられているといっていい(と今でも思う)。自分の抱く理想や夢への真剣さにおいてハルちゃんは当座の攻略対象であった語堂さんを上回ったのだ。その結果、ハルちゃんEDをプレイヤーに見せつけた。そう考えると、望まないまま叶ってしまった恋もまたときめきメモリアルなのだなぁ、と感慨深く思うわけである。だから今回のお話もハルちゃんの夢や真剣さを中心に書いてみた。5,634文字pixiv小説作品『ハッピー・ハロウィン HARUNA』
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