概要
本作の悪役である魔導忍邪衆の頭領である森蘭丸の側近・妃魅魂に仕える四鬼王の紅一点。ちなみに、同じ四鬼王の一人・魔風と恋仲であったりする。
人物
水を操る能力を持つ忍邪であり、水たまりの中に異空間を作りそこに潜んだり、水がある場所にテレポートしたり、水素を利用した爆発技を繰り出したりする能力を持つ。また、作中ではムチと格闘術を武器として主人公たちを苦しめた。
魔風に対する恋心を隠さない一方で、他人に対してサディスティックな態度をとるキャラクターとして描かれている。作中では、邪魔忍の一人・水晶が飛鳥を殺そうとした際に折檻を加えている(理由は、飛鳥は自分自身の手で殺したかったからである)。
動向
作中では、飛行船で東京に向かう本能寺飛鳥たちを狙う刺客として登場する。彼女は、自分の恋人である魔風が傷つけられた上、その失態により四鬼王の地位を追われてしまったことを恨み、主人公たちを抹殺する任務に志願し、蘭丸に認められる。
彼女は飛行船で移動中の本能寺飛鳥一行を、部下である邪魔忍たちとともに襲撃する。そして、自分は姿を隠し(もっとも襲撃前に顔見せはしているのだが)、邪魔忍たちと飛鳥一行の戦いを観察し、彼らの弱点を見極める。
その後、部下である水晶が功を焦り飛鳥を殺そうとした際に、姿を現す。水鬼姫は、魔風を傷つけられた苦しみを飛鳥にも味わわせるために、飛鳥の仲間や兄を執拗に攻撃する。そしてついに、飛鳥の兄で、飛鳥にとって「一番大事な人」である大地を飛行船から落下させて殺害する。
ところが、このことで飛鳥の怒りを買ってしまった上、思わぬ助っ人の存在により、飛鳥は新しいプロテクターを手に入れてパワーアップしてしまう。
焦りながらも水鬼姫は、飛鳥と戦うが、最後は小型の竜巻を起こす技”爆風烈花”により動きを封じられたうえ、羽交い絞めにされて、地面にたたきつける大技「旋風嵐竜殺」を食らい死亡した。ちなみに、死亡した際はなぜか全裸になってから液状化して消滅している。