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沙紀(デストロ246)

さき

高橋慶太郎のマンガ作品である「デストロ246」の登場人物、および前日譚「デストロ016」の主人公である。
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概要

デストロ246

15社からなる国際的巨大企業グループ「五角(イスミ)グループ」の殺し屋。クライアントであるグループ上層部の幹部達を「パパ」と呼んでいる。

元自衛官で、五角グループ大幹部の私生児。


作中最強格で、殺し屋としては首都圏最高クラスと評される。

南米で殺し屋として育てられた透野藍透野翠をして「私たちの技術は沙紀に劣っている」と言わしめ、人間のレベルを逸脱している「白頭鷲」こと紅雪とも笑いながら互角に戦えるほど。

銃火器、ナイフ、素手、毒物、あらゆる殺し方に精通。万両苺に「化学(毒)」を教えた張本人。


ロングヘアの巨乳美女だが、実際はショートヘア。監視カメラ対策にウィッグをつけている。

殺し屋らしからぬ明るく享楽的な性格で、首都圏に集った殺し屋少女達の様子を「一生楽しめる映画」として喜んでいる。

一方で冷酷な一面もあり、事故車を証拠隠滅する際に一般人を巻き込む事に一切ためらいを見せず、笑いながら爆破スイッチを押している。殺した標的の事はさっさと忘れ、仇としてつけ狙われる事にも何の感慨も抱かない。

普段は汐留のマンションで蝶子と同居。彼女は沙紀が「仕事」をする際の情報収集や観測手を果たしており、監視カメラなど不都合な動画データの破壊なども請け負う。


物語の発端である、透野隆一の妻子を毒殺した犯人。隆一が土地の所有権で五角グループともめた事により、「仕事」として処理された。

中盤に藍と翠によって沙紀が犯人である事が発覚するが、直後にエージェントのサイモンを殺害。更に潜伏した隆一の居場所を突き止めて殺害したが、藍と翠は「復讐を受け継ぐ」として闘争続行を宣言。

二人は五角からの賞金首となるが、それを聞かされた沙紀は「そーいうんじゃないんだよ、わかってないなあ」と薄暗い目をしながら呟き、賞金目当てに来日した殺し屋を殺害した。

紅雪との交戦に介入した的場伊万里を温泉旅行に誘い、「普通の人間になりたい」と考えた彼女が仙崎時光に反旗を翻すきっかけを作る。


デストロ016

高校生時代から殺し屋をしており、元海上自衛官の仙崎瑠璃が率いる秘密組織に所属。瑠璃を「マム」と呼び、彼女の指示を受けて仕事をこなす。


第一話では瑠璃の暗殺を計画したCIAの殺し屋グループ「イタチ(ウィーゼルス)」をたった一人で返り討ちにした。

ケーキ屋の制服、サイクリングウェア、ホテルの従業員服、果てはメイド服と次々に衣装を変えながら(本人曰く「コスプレ」)7名を殺害、最終的にはタグボートに偽装したCIC(戦闘指揮所)を爆弾で吹っ飛ばしている。


同級生の蛍田みのりを「みのりん」と呼び、あけすけにセックスしようと持ち掛けるなど性的に奔放。

一方でみのりが置かれている苦境を察知し、彼女を救い出した後は同棲している。

闇医者の美濃芳野とも通じており、ナチュラルに乳を揉んでいる。


また「246」の設定とは異なる生い立ちが、本人の口から語られている。

優れた容姿のせいで両親からは「娘ではない」として虐待され、犬小屋に押し込められて成長。暗がりで新聞紙にくるまりながら文字を覚えたがそのせいで目を悪くし、電車の沿線の傍らで轟音を浴びながら育った為に耳も悪い。

その分嗅覚が発達しており、殺気を「匂い」で感知。また異常なほどの勘の良さで常に先読みをし、相手の攻撃を読み切って捌く。


関連項目

デストロ246 デストロ016

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