概要
「透野藍」とは、高橋慶太郎のマンガ作品である「デストロ246」の登場人物である。
レストランチェーン「トーノフーズグループ」を経営している「透野隆一」が、南米で「買った」、二人の「殺し屋少女」たちの一人である。
経歴
相方である「透野翠」と共に、「下から2番目に貧しいところ」で生まれ育ち、
「生きるために、体を売るか、それとも殺すか」
と訊かれた時に、「殺す」事を選んだ。
そしてその時から二人共に、「殺し」のエリート教育を受けて育った。
また、「殺し」の技術と共に、メイドとしての教育も受け、普段は「ご主人様のメイド」として生活する。
つまりはいわゆる「戦闘メイド」。
但し、「セックスはしない」。
「サイモン・サイトウ」から二人の情報を得た透野隆一が、南米の麻薬組織のボスから「買い付けた」。
その際に、ボスとその手下たちを「始末した」。
それほどに暗殺者として優れている。
ちなみに拷問も得意。
本編での「踵ドリル」は、本作きっての超グロシーンである。怖い怖い。
「洗脳」の際に「コードを入力」されており、そのコードを聞くことにより「命令と契約に従う」。
また、「殺人による精神的負荷」から心の均衡を保つ為の「マインドセット」として、「知識」を必要としする。
そのため、大量の本を読む事を必要とし、それを好む。
南米から日本に来た時に、透野隆一に「学校に通いたい」と希望し、二人共に「私立豊穣入谷」の2学年生として編入した。
そして透野隆一からの「命令」により、
東東京の暴力団や殺し屋を無差別に襲撃しながら、「透野隆一の復讐相手」を探す事になる。
その目的の為なら手段を選ばなかったり、「自分たちと同じ世界の人間」を試すなど、無茶な行動をしがちな様は「野良犬」と評され、「同業者たち」からは危険視されるようになる。
透野隆一に対する「想い」は、
透野が二人に対して、金銭面や物資面の絶大な支援のみならず、例えば、名前が無かった二人に対して「名付け親」になるなど、心情的にも優しく接している事から、
「命令と契約」以上に「優しいご主人様」として慕っている。
そして、その過程で、
「万両苺」率いる「万両組」や、
「自分たち以上に優れた暗殺者」である「的場伊万里」と出会うことになる。
「透野藍」
翠とは異なり、男子生徒からモテている模様。
砕けた口調とにやけ顔、そして「ヒョヒョヒョヒョヒョ」という独特な笑い声が特徴。
翠よりは「大人」であり、
キレやすい翠のなだめ役となっていたり、
「試す」為に対戦していた的場伊万里が、目の前で暗殺者に狙われた時には「思わず」助けてしまったりなど、人間臭い面も持つ。