CV:岡本信彦
概要
ピンクストーン邸で『執行者』を追い詰めた謎の少年。『三壊神』と呼ばれる三体のデジモン(ガイオウモン、クズハモン、タイタモン)を配下にして、従えている。
正体
実は、小学生の頃の『デジタルモンスター』の全国大会決勝戦で主人公を破ったテイマーなのだが、準決勝で主人公の実力に恐れ戦いた末に自らのデジモンにチート改造を施し、勝利したというのが真実であった。
それを払拭したいがために「最強」の力を求めるようになり、デジモンに関するあらゆる情報を集める内に、未知のデジモンの残骸や出所不明のデータが漂う『特異領域』を発見。その中にはかつてデジモンワールドでの戦いでマメオに敗れたアナログマンの残滓も混ざっており、それに触れた事でアナログマンに体を乗っ取られ、半ば操り人形と化す。
後述するAR計画も、「かつて自分の野望を打ち砕いた愚か者たちが終焉の絶望に震える姿を見たい」という、アナログマンの歪んだ願いによるものであった。
作中の動向
手始めにデジモンの脳にあたる領域へ不正に侵入して異常を引き起こすウィルスプログラム『Brain Hack Program』(通称『BHプログラム』)を開発し、「異構築」と呼ばれる現象を引き起こした。
更にデジタルワールド全体を異構築によってデータ化し、デジタルワールドと現実世界を一体化させる『AR(Advanced Realm)計画』を最終目標として動く。
以前から狙っていた執行者こと“オメガモンズワルトディフィート”を捕らえ、最終決戦において“オメガモンAlter-B”に変性超進化させるも敗北し、アナログマンの意思から解放された後は改心した。
しかしそれと同時に罪の重さに耐えきれず、ジジモンがBHプログラムを消し去るための浄化と再生、通称『リィンカーネーション』を開始したのに伴い、贖罪として「再構成はしなくていいから、自分をただ分解してくれ」と提案したが、主人公達に諭された事で思い止まった。
それからは、オメガモンAlter-Bを敢えてまた同じ姿に転生させた上で“ノワール”という名のパートナーにし、デジタルワールドの復興に努めている。
ちなみに、実はマメオの高校での教え子だという事が終盤で判明した。