CV:雨宮天
概要
異構築の兆候を察知した主人公とコウタが向かった、サーバー砂漠で倒れていた少女。ヌメモンの大きなぬいぐるみを抱えている。
人物像
自分の名前以外の記憶を失っているため、素性は一切不明。しかし悲壮感は全く感じさせず、性格は無邪気で天真爛漫。主人公には特に懐いている。
若干男性寄りな、独特の表現(「バチコーン」、「デロドドーン」)や言い回し(「お腹すいた」→「ハラヘリヘリ」、「怖い」→「こわー」、「滅茶苦茶」→「めっちゃやら」)を多用した口調で話す。
この先、ネタバレ注意
正体
物語終盤で、ミレイが解析したルーシュの身体組成がデジモンと非常に酷似したものだという事や、デジタルワールドでの人間はデジタルデータ化しているため本来なら感じない筈の空腹や疲労をルーシュは感じていた事から、ひとつの結論が導き出された。
つまり、彼女は人間ではなくデジモン(またはそれに類するもの)だったのである。
更に、元は『デジタルモンスター』の全国大会でショーマがチート改造を施した結果、転生する事も叶わず消滅してしまったデジモンだという事が発覚。
パートナーを失ったデジモンが流れ着くと言われる『特異領域』でショーマと再会し(これは偶然ではなく、ミレイ曰く「テイマーとパートナーは引かれ合う。どれだけの時間が経っても、一度結ばれた絆は決して切れることなく両者をつなぎ続ける」からとの事)、お互いがかつてのテイマーとパートナーだと気付かないまま、ショーマはデータの残骸から新たにルーシュを創り出し、ヌメモンのぬいぐるみの中に主人公達の音声会話を自分の元へ送信するネットワーク機能と、異構築を引き起こすBHプログラムを仕込んだ上で放逐したのだった。
最終決戦後にそれらについてショーマからの謝罪を受けるも、「そのおかげで主人公に会えた」として彼を許し、和解した。
関連イラスト
関連タグ
タクト(デジモン) シキ(デジモン) 広瀬コウタ 大淵ヒマリ マメオ 津々木ショーマ
- なっちゃん
『デジモンアドベンチャー02』のドラマCD、『夏への扉』に登場するキャラクター。
『人間の少女の姿をしたデジモン』という部分が共通しているが、こちらの方は自身の正体を自覚している。
- リズム
『デジモンセイバーズ』の劇場版『究極パワー!バーストモード発動!』で登場。
ララモンから「デジモンなのか?」と問われて否定していない辺り、人間の様な外見でありながら、デジモンに類する存在だと思われる。
漫画作品で登場。携帯機から生まれた正規データとは異なるデジモン達(ただしテイマーは改造行為に一切手を染めておらず、正規データが変異した存在となっている)。
ゼロマルは公式大会では使用できなかったが、『ネクスト』のデジモン達は『バトルターミナル』でも問題なく活動できていた。