各文明は死力を尽くしてディスペクターと戦い、そして甚大な被害を受けつつもどうにか倒すことができた。……だが、その瞬間、倒したはずのディスペクターが再び無傷で立ち上がってくるという、悪夢のような事態が起こったのだった。
ディスペクターは簡単にやられない! EXライフによって追加したシールドを墓地に置けば、バトルゾーンに残って恐怖を与え続けるのだ!!
カードとしての能力
浄黒接続 ウルガーン |
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6500 |
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
概要
DMSD-18「キングマスタースタートデッキ ジェンドルのディスペクター」にて登場したクリーチャー。
合成元になった浄化の精霊ウルスの完全上位互換。あちらと比べると、パワーが500上昇して6500になり、さらにEXライフが追加されている。種族もディスペクターとデーモン・コマンドが追加されている。
インフレが進んだ今ではコスト相応とは言い難いとはいえ、アンタップ能力やEXライフを持っているということもあり、初心者にとってはとても扱いやすいカードの1枚。また、シールド戦(簡単に説明すると、エキスパンション15パックを開封してそこからデッキを構築してデュエルするフォーマット)でも、アンタップ能力で相手のクリーチャーに攻撃されにくいという利点が存在し、攻撃してタップしている軽量のクリーチャーを破壊させることも可能であり、レアリティの低さもあって何気に活躍しやすいカードである。
余談
DM-01、つまり、第1弾のSR(スーパーレア)である浄化の精霊ウルスと暗黒の騎士ザガーンの『接続』ディスペクターである。
ウルスの本体をベースにして、上半身を左右に分割したザガーンの上半身で挟み込んで、下半身にザガーンの下半身をそのまま接合している。また、ウルスもザガーンも翼を持っている設定を持つが、完全に外されてしまったようだ。
性能については、既に『概要』で説明したように、ウルスの完全上位互換ということもあって、ウルスの能力を反映している。その一方で、ザガーンの要素は、種族とW・ブレイカーだけである(ザガーンはそもそもW・ブレイカー以外は何も持っていなかったのでその点は仕方ないかもしれない)。
なお、『デュエル・マスターズ カードグミ4』で再録された際には、ザガーンを意識したフレーバーテキストに変更されている。
「なぜだかわからないが一方的に勝つ。」