CV:土岐隼一
人物
苗字は不明。正一、てる子の三兄弟の長男である。柿色の羽織を着ている。
実は稀血という珍しい血の持ち主であり、それが理由で他の弟妹と一緒に歩いていた時にただ一人響凱に鼓屋敷に連れ去られた。しかし、清を巡って響凱と他二人の鬼が争い始めたため、その時落ちた響凱の鼓を持って逃走。鬼が来るたびに、その鼓を鳴らすことで部屋を変えて逃げていた。
その後、炭治郎とてる子と合流。炭治郎が響凱を倒したことで無事脱出に成功し、正一とも再会した。
亡くなった人の埋葬が終わった後、炭治郎の鎹鴉に藤の花の鬼除けを(口の中から吐き出して)渡された。
ごく普通の少年ではあるが、冷静な判断力と観察力の持ち主であるらしく、響凱の鼓が転がってきた偶然を差し引いても、咄嗟に鼓を叩くという判断を下せたのは並大抵の事ではない。
恐らく、自分を含めた囚われた人達の逃亡を、あの鼓で阻止して食い殺したのを目撃したのか、あれが転移の鼓である事を見抜いていたと思われる。
関連タグ
不死川実弥……作中に登場した他の稀血の人物