概要
考古学者の父親、滝川博士の一人息子。
父親に反発し、家出した後、プロのオートレーサーとして活躍していた。
しかし、それでも父親に対する愛情は有していた様子で、サハラ砂漠へ調査に出かけた父を心配に想い、その後を追う。
だが、その際にムー原人の一人、砂原人スナウラミに襲われ重傷を負ってしまった。
父親の手によって人工心臓SPを与えられて蘇生し、更に「お守り」として与えられたペンダントによって、タイガーセブンに変身出来る力を授かる。
精神的には弱い一面を有し、戦いの中で苦悩する事も多い。
タイガーセブンに変身できる事は、周囲には秘密にしている。しかしそのせいで、北川史郎をはじめとする周囲の人間から誤解を招き、不信と追及を受ける事になる。
このため、終盤では戦いの意味に対する疑念を口にするようになり、最終話では戦いから逃亡し、オートレーサーに戻ろうとした。
しかし、殺された高井戸博士が遺したテープのメッセージから人工心臓の余命を知り、自分の過ちに気付き、最後の戦いに臨む。そしてムー帝国を壊滅させた後、仲間に正体を明かし、どこへともなく去っていった。
愛車はスズキGT750(風見志郎が普段乗ってたバイクと同型)。
スパーク号
剛の乗るオートバイ。以前より乗っていた愛車で、タイガーセブンに変身するとともに変形する。変身前からスパーク号と呼ばれていた様子。
後部からの排気ガスがかなり多い。
人工心臓SP
剛に移植されている人工心臓。
本来は、滝川博士がサハラ砂漠のピラミッド内の、ミイラ蘇生用に用意したものである。
砂原人の手にかかり絶命した剛に移植され、彼を蘇生させた。なお、実際に蘇生手術を行ったのは滝川博士ではなく、その助手の秋山である。
また、その稼働時間にも限界があるらしく、最終回の時点ではあと二日と持たない事が描写された。
なお、どのようにしてミイラを蘇生させるのか、蘇生させて何をするつもりだったのか、そういった説明は一切無く不明。