ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

火焔竹筒

かえんたけづつ

「火焔竹筒」とは、東方Projectに登場する藤原妹紅が所持使用するアイテムである。
目次 [非表示]

概要編集

東方Projectに登場する藤原妹紅が所持し、弾幕アクションなどの決闘場面で使用するアイテム。

東方深秘録』に初登場した。

『深秘録』作中では一種の爆弾のような描写がなされている。


『深秘録』での「火焔竹筒」はスペルカードなどとは異なる「必殺技」の一つで、『深秘録』における必殺技とは、『東方心綺楼』などで見られるような「スキルカード」の位置づけにも近い。

ただし「必殺技」はキャラクターごとに固定であるなど、自由度の高い「スキルカード」とは違いもある。


キャラクターごとに多様なアイテムも登場する弾幕アクションにおいて、妹紅は赤や青の火炎の弾、フェニックスの羽型の弾など『深秘録』等弾幕アクションにおいても体術以外の戦闘スタイルはSTGでも見られるような弾幕的なスタイルをとる。そんな中にあって火焔竹筒は、射撃や手元での爆発などの際に使用する札と並んで妹紅が使用する数少ない物理的なアイテムといえるものである。


演出・性能編集

必殺技としての火焔竹筒では、発動と同時にポケットに手を入れたままの妹紅が後ろに宙返りしつつ複数の竹筒を前方に放り投げる。

竹筒は放物線を描きつつ推移し、落下軌道に入ってしばしの後に爆発する。

その様子は妹紅自身がバックステップで距離をとりつつ前方に弾幕を張って攻撃とけん制を同時に行う、といった感覚にも近い。


竹林の少女編集

妹紅は迷いの竹林に住まい、『深秘録』ストーリー中でも迷いの竹林のステージを主に活動の拠点としている。迷いの竹林の竹の成長は早く(稗田阿求評、「幻想郷縁起」、『東方求聞史紀』)、この地は一般には人も踏み入れない危険地帯である。


一方で妹紅は迷いの竹林の内部を知り、竹林で迷わせる要因の一つである妖精たちからも恐れられているためここを比較的安全に往来することができる。

時折この地に迷い込んだ人間を守り、人間の里まで送るなど、その活動には妹紅と竹林ならではの関係性も見られている。


また今日では迷いの竹林の内部に高度な医療能力を持つ永遠亭が解放されており、今日の妹紅は永遠亭までの道のりを守ることも行っている。

阿求などは妹紅の案内に強い信頼を置いている(「幻想郷縁起」、『求聞史紀』)。


そもそも妹紅が東方Project作中に初めて登場した場所も迷いの竹林であり(『東方永夜抄』)、その後も永遠亭に住まう蓬莱山輝夜との関係で竹林で消火活動(?)を行ったり(『東方文花帖』)、輝夜らが作った即席の温泉を羨んでみたり(『月のイナバと地上の因幡』、『東方儚月抄』)もするなど作中では以後も竹林を舞台とした妹紅の様子が見られている。

そして火焔竹筒を通しては、この地に腰を下ろす妹紅にあって、豊富な資源である竹を原材料の一つとした竹細工を弾幕アクションにも応用するなど、妹紅と竹林のさらに新しい関わりも描かれるものとなっている。


この時、妹紅の火焔竹筒がどのような経緯で作られているかについて作中では描写はないが、ファンの間では妹紅の手作りのアイテムなのではないか、とも考えられている。

妹紅の手作りである場合、この火焔竹筒を通して宿敵の輝夜が収集保有する様々な宝物をスペルカードなどに応用する様子と対比的に見るアプローチもあるなど、ファンの間でも妹紅にまつわる創作に関連するアイテムの一つともなっている。


この他、同様に迷いの竹林に縁を持ち竹材の物品を利用しているものとしては鈴仙・優曇華院・イナバがあり、鈴仙が行商の際に持ち歩く水筒に竹材を利用したものがある(『東方鈴奈庵』、鈴奈庵鈴仙)。

鈴仙はPS4版『深秘録』では妹紅と対峙しており、ストーリー中などでは鈴仙をプレイヤーとして妹紅の炎の弾幕の猛攻を体験することとなる。対戦モードなどでは両者のいずれもプレイアブルキャラクターとして選択可能であり、鈴仙に火焔竹筒で挑む妹紅や火焔竹筒弾幕を受ける鈴仙を表現することも出来る。


関連タグ編集

東方Project 東方深秘録

藤原妹紅

関連記事

親記事

藤原妹紅 ふじわらのもこう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 6011

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました