無啓国
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むけいこく
古代中国の地理書『山海経』に記載される国々の1つ。
古代中国の地理書『山海経』の「海外北経」に記載される異国の1つ。
記述によれば長股国の東面にある国で、その国の住人たちは子供を産まないという奇妙な性質を持っており、洞穴を住居とし、男女の区別は無かったとされ、ただ空気を呼吸していき、時折泥を拾って食べていたとされる。
また彼らは死後、土葬されるが、心臓は動いたままであり、その死体は腐敗する事無く、120年経つと復活し、泥の中から這い出てきて人生を楽しんでいたといわれており、死と再生を繰り返している為、子孫を残さずとも一族が衰える事は無かったという。
なお、無啓国の人々は後に、任姓の部族になったといわれている。
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