CV:青野武
へい、らっしゃい!
口癖は「らっしゃい」でいつも語尾につけている。
この父にしてこの息子ありという感じでノリのいい親父でブタゴリラ顔負けのトラブルを起こすこともある。
一方で息子の行動についてただ叱るだけでなく彼なりの意味を察したり理解を示して応援するなど薫(ブタゴリラ)の良き理解者。
かなりの親ばかでもある。
コロ助をネギ坊主と呼び可愛がっており結構息が合うコンビである。
第247話に登場したおちゃっぴいにも優しく接し、野菜の見極め方を教えた。
流石にいい年した大人なのでブタゴリラと違い一般常識に疎いわけではなく、息子のボケにはしっかりとツッコミを入れる。
またブタゴリラが航時機で過去に行った際に出会った子供のころの熊八は冷静で落ち着いており、ブタゴリラに比べると大人びた印象を受ける少年である。
意外と知的なのかもしれない。
なおこの時は両親に叱られて家出してきたブタゴリラを「都合が悪くなると逃げてくるような奴はとっとと親のところに帰れ!」と殴りつけ、ブタゴリラを一切寄せ付けない圧倒的な強さを見せた。
実は「熊八」という武骨な名前によって偏見を持たれるなど苦労してきた過去があり、多少コンプレックスを持っていて、息子に「薫」という名前を付ける切っ掛けになった。(だが、当の息子はその女性的な響きを嫌い、周囲に自身を「ブタゴリラ」と呼ばせる正反対のコンプレックスを抱えるという悪循環に陥っている。)
また、妻とは駆け落ち同然で実家を出奔し、現在の場所に流れ着いたという意外な経緯があり、八百八の経営が軌道に乗るまでは過酷な生活の中苦労に継ぐ苦労の連続で、結婚や生活を楽しむ余裕などなかったため、写真などの形に残る思い出はほとんどない。
アニメオリジナルキャラクターで、薫の性別を間違え雛人形を祝いに渡したブラジルに居る兄 虎七、戦争当時は零戦のパイロットだった養蜂場の兄 熊一郎が登場してる事から、熊八が末っ子の8人兄弟だと思われる。また、漫画版ではほとんど登場しなかった妻は「小百合」という名前を与えられ、熊八と共に度々登場するキャラクターの一人となっている。