『僕の名前は片居誠。普通の男子高校生だ。』
概要
漫画・アニメ及びTVドラマ『古見さんは、コミュ症です。』の登場人物。古見さんと同じ私立伊旦高校の生徒で、1・2年次に同じクラスになった。
登場は1年次の2学期から(アニメでは2期から)。
公式人気投票では14位で、男性キャラクターの中では4位の好成績。
プロフィール
人物
容姿
金髪・強面・大柄で筋肉質な体格と、いかにも不良といった雰囲気が特徴。鼻の頭に絆創膏を貼っている。
その筋肉は本物で、男子の一部からは憧れの目を向けられており、握力は強過ぎて測定不能となっている。
性格
その見た目が原因でクラスの大半から恐れられているが、実際は古見さんとはまた違った方向の「コミュ症」である。
入学後すぐ風邪で1週間寝込み、学校にどんどん行きづらくなっていった結果初登校が2学期の半ばを過ぎてしまった。髪を染め、体を鍛え上げたのも「いじめられたくない一心」からで、自身は決して不良気質ではなく、争いを好まない優しく繊細な性格。むしろ趣味がパッチワークだったり、肌の乾燥対策に化粧水を愛用していたり、バレンタインデーに手作りチョコを渡したりと女子力も高い。
声変わりでかなり声が低くなったため、意識的に声を高くしないと不機嫌そうに聞こえてしまったり、笑顔を意識しても「ニヤァ…」という悪い笑みにしか見えなかったりと、本人の努力が見事に空回りした結果周囲を大いに勘違いさせてしまっている。
そんな中、初対面で自分の本質を見抜き、親切に接してくれた只野くんに感激。以降彼との友情を深めようとしているが、友情の範疇を若干踏み外しそうになっている節もある(只野くんが近づくだけで心音が70dB に達するほど)。
米谷くんからは「(今作の)ヒロインの一人」と認識されており、更に只野くんの母&妹からは「只野くんが想いを寄せる相手」だと思い込まれていた。
一方古見さんについては、ずっと見てくる彼女の威圧感に恐怖していたが(実際は古見さんも片居くんが怖くて動けずにいただけ)、「目線を合わせる」ことを意識した結果只野くんと親しくなれたため、自分を導いてくれるコミュマスターの「コミュさん」として一方的に尊敬している。以後古見さんのことは「師匠」と呼んでおり、「古見友人帳」に名前を書いた際には彼女の「弟子」(=友達)の多さに驚愕していた。
2年次も古見さんら主要人物と引き続きクラスメートになっており、万場木さんからは「まこっちゃん」と呼ばれている。
行動を共にすることが多くなった万場木さんや成瀬くん、米谷くんたちとは緊張せずにコミュニケーションを取ることができており、2年次の修学旅行時には同室になった他の男子たちとも打ち解けている。
家族
自宅は武道場。父・堅は「根っからの硬派」らしく、顔の圧は強いが口をパクパクと動かすだけで声を全く出さない。母・操も全く同じタイプで、学校の四者面談の際には担任が苦労していた。
1歳下の妹・愛がおり、古見さんの弟や只野くんの妹と同じ貴宰高校に通っている。