元ネタの妖怪は別ページで解説。⇒狂骨
概要
羽衣狐に仕える幹部クラスの京妖怪。父と娘が登場するが、娘の方を指すことが多い。本作品では白骨姿の妖怪としては描かれていないが、骸骨や死者を連想させるような特徴が取り入れられている。
娘は現代編に登場。幼い少女の姿をしている。羽衣狐に憧れており、彼女を「お姉さま」と呼び慕う。羽衣狐の着替えを手伝ったり、傍に付き従っている描写が多く、特に人間を見下している言動もある。(現代の京都を見て、人間さえいなければ良いところなのにと語っているのにたいして羽衣狐は、おなごは残しておいてくれと笑顔で告げている)
また、骨妖怪繋がりなのかがしゃどくろと組んで行動することもある。
彼女が向けていたのは、羽衣狐個人への忠誠心であり鵺こと安倍晴明が復活したあとは、彼に付き従った鬼たちとは別行動となり白蔵主など共に残留し、山吹乙女の亡骸(羽衣狐の現代での宿主)を預かっていた。
そして、御門院一派の大攻勢の終盤、宿敵とも言える初代ぬらりひょんの要請で亡骸を半妖の里へと運んでいき羽衣狐の再度の転生の助力をして、再会を果たす。
晴明と邂逅したときに、以前の羽衣狐ではないにせよ自分たちのことを思い続けた彼女に従い、交渉決裂したときに庇って重症を負う。
最終決戦後は、羽衣狐とどこかへ去っていった。
父は過去編に登場。頭部に包帯を巻いた痩せこけた男性で、過去編で奴良組の鴉天狗と交戦した。現代編には登場していない。引退して娘が襲名したのか、死去しているのか、特に説明がされていないため詳細は不明。
ゲーム『百鬼繚乱大戦』では、父はアシストキャラ、娘はプレイアブルキャラとして登場。
子供らしさ全開のギャグシナリオであった。
武器・能力
持ち歩いている頭蓋骨が術の媒介となる。歌を口ずさみながら畏(おそれ)を発動すると、周囲の空間に大量の蛇と骸骨が出現。敵の身動きを封じたのち、眼球などを略奪して肉体を破壊、死に至らしめる。
また、単純に蛇を伸ばして攻撃することもできる。父の方は過去編で槍を使用していた。
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