猟銃の高林
たかばやし
性格
京極組外道構成員の例に漏れず極めて卑劣な性格をしている。「やりすぎて」京極組から絶縁されたと自称しており、金儲けを第一とする日下時代の京極組ですら持て余す程の狂人である(ちなみに絶縁は極道の中では一番重い刑であり、絶縁状が全国の組織にわたり、極道から永久追放されてしまう)。
紅林が姉に頼まれごとをされたため、銀行に足を運んでいた最中、高林が突如銀行内で銃を発砲する。高林は、「現金8000万円を入れろ」と現金を用意することを命令するが、「怪しい動きをした」という理由で銀行員を射殺し、支店長が集めた金が1200万円で気に食わず、支店長も射殺する。その後紅林は、彼から飯を5分以内に買えと命令され、少しでも遅れたら人質の命は無いと脅されたため、全速力で買い出しをするも、その際に銀行の周囲は既に警官隊に包囲されており、機動隊が突入準備を完了している事を確認した。その後彼が食事をとり始め、気が大きくなったのか紅林を相手に自分語りを始めた。実は組を絶縁されて自暴自棄になり、腹いせに世間を騒がすのが目的で銀行強盗を起こしたのだった。さらに自分をダークヒーローだと自慢するなど、あまりに身勝手な理由に紅林の怒りは頂点に達し、銃口が下に降りた瞬間紅林が攻めにいく。しかし、同時に高林が銃を紅林に発砲し、弾は紅林の左肩に命中する。しかし、幸いにも臓器には当たっていなかったため、痛みをこらえて倒れることなく手加減無しの全力パンチをお見舞いし、高林は顔面が完全にへしゃげる程のダメージを受けてダウン。その後は紅林の合図で警察・機動隊が一斉に突入し、紅林のパンチによって意識を失った高林はそのまま警察に確保された。その後紅林は病院へ搬送されたが命に別状はなく、今回は状況が状況だけに逮捕に協力した事を警察から深く感謝されるも、二人の犠牲者を出してしまい全員は救えなかったため、紅林の心が晴れる事は無かった。
どのような判決になったか明言はされていないが、銀行強盗に加えて無差別に2名殺害の事実から死刑になっている可能性も十分にあるほか、京極組が信頼低下を恐れ刑務所内まで追い抹殺する可能性まである。