玄じょう
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げんじょう
ここでは漫画『珍遊記』のキャラクター、玄じょうについて解説する。
演:倉科カナ
ガンダーラを目指して旅を続ける謎多き僧侶。オカマ口調でがめつい性格だが見かけによらず強力な法力の持ち主で、旅先で鬼を退治した事もあったようである。
師匠から大切な話を聞く際に居眠りしていたりとどこか抜けているような場面も多々あるが、実力は本物。
たまたま立ち寄った村で山田太郎の育ての親であるじじいとばばあに懇願され、妖力を駆使して非道の限りを尽くす太郎を懲らしめる事になる。
太郎との戦闘時はそのとてつもない妖気に備えるため念仏を唱えてほとけ(≒気)を最大まで高めた状態で彼と相対した。
通常の妖怪のように妖気吸収石で妖力を封じようとしたものの通用しなかったため、切り札の特殊吸収石(首からぶら下げている数珠)を駆使した法術によってやっとの思いで太郎の妖力を封じ幼児化させることに成功したが、性根は変わらず凶悪なままだった為やむなく自身のお供にしてじじいとばばあから引き離す羽目になってしまった。
その後、太郎が執拗に自分を殺そうと狙ってくるのに辟易してその頭に金のわっかを取り付け、悪さをするたびにお経を唱えて頭を締め付けるようにした。
他の人物の使用技もそうだが、読み方にパロディが含まれている。
- 育毛(アデランス)
毛を生やす法術。じじいのハゲ頭をフサフサにした。
- 転送(ファックス)
瞬間移動する法術。
- 妖気吸収石(パンパース)
妖気を石に吸収させる。妖気を吸うほど石は大きくなるが、許容量を超えると石にヒビが入り、割れるとまた妖気が戻ってしまう。
- 特殊吸収石(スペシャルパンパース)
玄じょうが首からぶら下げている数珠の正体で、それぞれが妖気吸収石以上の妖気吸収能力を秘めている。太郎戦でしか使われていないが、全ての石が満タンになってしまうほどの妖気を秘めていた。
- 韋駄天走法(カルルイス)
素早く走る術。読みはそのまんま競走の選手から来ている。
- 悪臭退散(ニオイケス)
ラーメン屋の店主、珍珍にかけた術。名前の通り悪臭を消すことができる。
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