概要
cv:中尾隆聖
外人軍団最強の魔法使いで、一人称は「ミー」で語尾は「ざます」。興奮時には何故か関西弁も駆使する。
自称リーダーのガンスが口先だけで頼りないので、太郎との戦いでは闇僧侶カイカイに補助魔法を指示するなど、考えすぎのところはあるが的確にパーティを指揮する。
しかし、なかなかストーリーが進まないことに業を煮やした神の助言を得て、ハムラビ法典で禁止されている禁呪の許可を得る為交番に行こうとしたが、ガンスに先を越されてしまった。カイカイと一緒に太郎の足止めをしようと策を練るが、カイカイが太郎に酒場の二階からうっちゃられて生死不明となり孤立。
絶体絶命のピンチの最中に、戦いの初めに太郎の頭突きでのされていたフンガーの封印が唐突に解け、生きた人肉が大好物の超下等生物野獣ヒババンゴに戻ってしまった。そのあまりの衝撃にプッツンを起こし、最後は全裸になってしまった。
その後紆余曲折を経た上で、逃亡したガンスに代わって禁呪の許可を警察にもらいに行くが、昼寝中の保安官を起こして怒りを買ってしまい投獄されてしまう。
投獄後ドーンの呪文で脱獄するが、結果として自らが「外人」として3万円の賞金首になってしまう。
魔法使いとしては有能で、使用した魔法は上記の「爆発(ドーン)」、
ヒババンゴを封印して仲魔にしていた「野獣家来化呪文(ゴンダビーキ)」
禁呪である「芸術的爆発地獄(ウロタトモカーオ)」(※新装版以降は「対主人公爆死地獄(ズガドーン)」)である。
細身で体力がなく、強力な魔法を連発し関節を痛めたために「ちんたん」を飲み痛みを誤魔化しながら戦った。
余談
作中で怒った太郎が某悪の帝王の様な口調で彼らに対する怒りを露わにする場面(ドラゴンボールを先に使われ、悟飯達に怒りを露わにする場面のパロディ)が存在するが、アニメ版では奇しくも本人を相手に行っている。
恐らくモデルの一つは同誌で連載していた『BASTARD!!』の大魔法使いで、作者の萩原一至自身も作中で画太郎の画風を真似するなど相互パロディを行っている。
雑誌掲載時の投獄場面はあまりに凄惨すぎてクレームが寄せられたのか、ジャンプコミックス版ではギャグタッチの表情に書き換えられていた。しかし、不完全版では雑誌掲載時の画に戻された。