概要
ドラゴンクエストシリーズ
初出は『ドラゴンクエストⅡ』で、高いHPと攻撃力で猛威を振るったマンドリル系の最上位の紫色(公式イラスト及びリメイクではピンク色)をしたヒヒのモンスターである。
テパやペルポイなど終盤のフィールドに出現し、やはり高い攻撃力を持つくびかりぞくとともに出現することが多く、「ルカナン」や「マヌーサ」を唱え「つうこんのいちげき」も放ってくるため、HPや守備力が低いサマルトリアの王子やムーンブルクの王女が倒されてしまうことも多かった。
船を手に入れると、まだ攻略可能レベルでなくても遭遇してしまうこともあるため強敵のイメージが強いが、下位種のマンドリルが極端な性能なため、インパクトがある名前以外は印象は薄い。
リメイク版では魔法全体の効果が上がったために、マンドリルよりもさらに危険度が高いモンスターとなっており上位種の面目は保ったが、以降のシリーズでは『ドラゴンクエストⅨ』まで登場しなかった。
『ドラゴンクエストビルダーズ2』ではハーゴン教団の幹部である、モンゾーラ島の総督「腐りをもたらすオオザル」として登場。
所謂ボスモンスターに昇格したわけであり、頭に教団のマークが入った鉄兜をかぶり、くさり風でババンゴの実を生み出して作物と大地を腐らせていた。しかし…
珍遊記
週刊少年ジャンプで連載していた『ドラゴンボール』や『ドラゴンクエスト』などのパロディネタが多いギャグ漫画作品。
賞金首山田太郎を倒しに西洋からやってきた外人軍団の戦士ポジである大男フンガーの正体が、巨大な猿人のような「超下等生物・野獣ヒババンゴ」(新装版ではヒババゴンに修正)だった。
扉絵によると、退治された後に同じく外人軍団の魔法使いザーマスの野獣家来化呪文「ゴンダビーキ」(術者のふんを使う)で、人の姿に変えられて仲魔にされていたのである。
太郎の攻撃という強いショックを受けてしまったことで術が解け、元が人喰いモンスターだったために暴れ始めた。
さらに食事の邪魔をされたヒババンゴは怒ってパワーが100倍になってしまい…
余談
名前の元ネタは広島県の比婆山で目撃されたUMA・ヒバゴンをもじったものであるといわれている。