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概要

CV/水原英里

いわゆる「三人娘」の一人。

向坂家の分家にあたる家柄の娘。向坂環と同じ九条院大学付属(高校)に通い、彼女のことを「おねえさま」と呼んで慕っていた。というより三人そろって百合願望。タマ姉の後を追って転校してきた際には「まさか自分(タマ姉)と同じことをするとは思ってみなかった」(貴明談)とタマ姉は面をくらっていた。

友人の薫子やカスミと、いつも一緒に行動している。三人娘の中ではリーダー格で、思った事をズカズカ言ってしまう気が強いところがある。意外ともろい面もあるのか、タマ姉と主人公がキスをしたときには、悔しさのあまり泣き出していた。

また、貧乏人の主人公を見下しており、脅迫しようとする一面もあり、さすがにタマ姉からも恫喝されている。タマ姉シナリオの主人公は他のシナリオと比べて主体性が低く描かれていた、というかタマ姉が困ってても一人で逃げようとしていたりと、「おねえさまに相応しくない」とか言われても仕方ない面はある。

御形屋はるかによる漫画版では、主人公の腕の中で安心した表情を見せるタマ姉を見て、主人公のことを認めている。

容姿

髪は、赤髪のショートカット。

赤いのはタマ姉の親戚だからだろうか。(正確には玲於奈のほうが若干色が薄い)

ゲーム中では、右側の横髪の内側だけ耳の後ろにやっている、

というような不思議な髪型をしている。

私服姿から考えるとおそらく巨乳

私服姿では、上にはボーダー柄のシャツを着ている。

その下がズボンなのかスカートなのか上とつながったワンピースなのか長らく謎であったが、

2011年に発売された『DX PLUS』の特典資料で、ピンク色のスカートを穿いていたことが判明している。

(デザインはきたうみつなの漫画版のものと同じ、しかし漫画なため色がよく分からなかった)

デザイン・原画担当の甘露氏によれば、「イメージは『強気』」

「(デザインに関して)お嬢様っぽくしたかったが、庶民の私には難しい」とのこと。

シナリオ内での活躍

ゲーム本編ではタマ姉と主人公のファーストキスのきっかけを作り(そのキスが原因でタマ姉の主人公に対する接し方に変化が起きる)、きたうみつなによる漫画版でも終盤に起こる出来事の引き金になっている。最終日まで出てこないサブキャラとしては十分でしょう。

貴明や環と本編での決着はついたようなあいまいな終わり方だが、これはどちらかといえば玲於奈退散後にある無駄なテキストのせいで決着ついてなさそうに見えるといった方がいいか。

逆に余計なテキストを入れないほうが一応決着がついた形にはなる。

サブキャラをメインにしたADでもメイン格に昇格せずにほとんど出番が無く、わずかにまーりゃん先輩シナリオで出番がある程度。タマ姉への奉仕欲がないなどキャラ崩壊してる感もあるが、三宅さんの得意技だからしょうがない。

一方、オープニングムービーではやけに目立っていた。シルファよりも出番が多い。

うたわれるものでも3人娘で登場、ToHeart2では無い一枚絵も用意されているなど少しだけ優遇されている。

二次創作での活躍

本編での出番は少ないためか、二次創作でもあまり見かけない。

稀にではあるが、玲於奈のSSも書かれていたりする。

強気な性格のためか、ツンデレきゃらっぽく描かれることが多い。

そんな感じなので、筆者は玲於奈シナリオを作ったりもした。

センシティブな作品

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