「王子はすべてを把握しなくていいんすよ。
長ってのは砦の最後でふんぞり返って、足組んでりゃいいんすから。
ただいかんせん、うちの大将は血の気が多くていけない。
なら自分らはそれをサポートせにゃいかんでしょう?」
概要
レアリティプラチナに属するソルジャー。
絵師は藤井英俊氏。pixivページ
サービス開始時から実装されており、光の盾ジェリウスが実装されるまでは、プラチナで唯一の男性キャラクターであり、唯一のプラチナソルジャーであった。
千年戦争アイギスは、DMM.R18が提供する「エロゲ」であり、登場する女性キャラクターと仲良くなって、キャッキャウフフするというゲームである。
レアリティプラチナは入手手段が限られており、このジェロームも召喚(いわゆるガチャ)でしか手に入らない。
「可愛い女の子を手に入れてやるぜ!!」と勇んで課金した王子の元に、この髭面の男が出てくる……
その落胆は如何ほどだろうか。
最初期では、「ガッカリプラチナ」「野郎なんか誰得」等と呼ばれ、課金王子から疎まれる存在であった。
……あったのだが
戦闘能力
程なくして評価は一変、ソルジャーを選ぶならまずジェロームとも評される、圧倒的な評価を得る。
通称に「ジェロニキ」と呼ばれ、「プラチナ召喚演出で喜んだら女が出てきた」「ジェロニキ狙いの課金でブラックが出た」「ジェロニキ用の餌で手持ちがパンパン」など、そこらの女性キャラクターでは太刀打ち出来ない人気を誇っていた。
クラスがソルジャーである為、その役目は「軽い設置コストと多いブロック数で序盤を支える」と「スキル援軍要請でコストを増やす」が挙げられるが、ジェロームはこの2つを極めて高いレベルで両立している。
下位であるゴールドには兵士長ユリアン、副官アリア、戦術教官ケイティの三人のソルジャーが実装されているが、ジェロームは3人のそれぞれの長所である「HP」「攻撃」「防御」を
高いレベルでバランス良く併せ持っており、スキルの「援軍要請Ⅲ」も効果内容こそ同じであるものの、レアリティの関係でスキルの初動までの時間が短く、「コストを増やす」という役目でも圧倒的に有利である。
ソルジャーは、「低コストで設置出来る反面、性能はそれなり」という位置付けであり、先述のゴールド三人衆の長所も、特化職と比較すると劣っており、コストが十分に増えた段階で別のキャラに差し替えられる事が殆どである。(差し替え無いと性能上太刀打ち出来ない事が多い。)
しかし、ジェロームならばその高い性能から戦場に居座り、「複数回のスキル発動でコストが駄々余り」「拠点前でヘビーアーマーの代役」「ヘビーアーマーの代役により編成枠の圧縮が可能に」など、その恩恵は計り知れない。
現在プラチナソルジャーは剣の聖女ゼノビア、帝国兵長リーゼロッテ、冒険者ジェイクなど、少しずつ増えてきている。
当然ながら各キャラクターの差別化がされており、他のソルジャーが攻撃や防御にも焦点を当てているのに対し、ジェロームの場合はスキルやアビリティがコスト関連に特化したものとなっている為、コストのやりくりで見れば頭一つ抜き出た性能を誇る。
弱点は戦闘能力はあくまでソルジャーの域を出ない事。
コスト特化の性能をしているのでスキルやアビリティを含めた戦闘能力では他のプラチナソルジャーに一歩譲る。また、基本性能が高いとは言えあくまでソルジャーというクラスから見た場合であり、ボス格のような強力な相手に対抗するのは厳しいし、数に物を言わせたラッシュを一人で捌き切るほどの力はない。戦場ではこの弱点をコストのやりくりによって強力な味方ユニットを早期展開することでフォローして行くこととなる。どうしてもコスト欲しさに最初に配置したくなるが、飛んでる敵が最初に出てくるのにコスト欲しさに最初に彼を配置して遠距離職が間に合わないとなると本末転倒なので、最初の展開や敵の移動経路をよく見極めよう。
覚醒
先述した各種能力が上昇し、更に隙の無い性能に。
設置コストが増える様な事も無く、使い勝手は非常に良好。
そして、彼の評価を大きく上げているのが覚醒アビリティーの「出撃コストアップ」である。
これは、「覚醒ジェロームが出撃メンバーに居るだけで、初期コスト+2」という凶悪なもの。
そう、彼が居るだけで初期コストが増えるのである。
これが、どれほどの物か。
「最初に配置するキャラがシルバーからゴールドに変わった。」
「ラッシュにヘビーアーマーが間に合う。」
「ギリギリで差し込みに成功した。」
等、コスト配分が厳しい程に光るスキルとなっている。
また、「出撃メンバーに居るだけで」の部分を活かし、自身が出撃出来ない「女の戦い」や「魔法大戦」等、出撃メンバーに制限が掛かっているステージでも、編成さえしておけばコスト+2の恩恵は受けられる。
出撃できない場合は編成枠を1つ彼に譲る事となるが、コスト+2の恩恵は無駄にならない事が多いので、あえて編成に入れておくことは大いに有効となる場合もある。
スキル覚醒をすると「援軍要請Ⅲ」は「援軍要請・オート」に変化する。
このスキルは「援軍要請Ⅲ」に、"使用可能になった瞬間に自動で発動する効果"を付け加えただけのもの。
使用可能になるまでの時間などの他の性能は全てそのままなので、上位互換と見てもいい。
スキル発動をクリックする必要すら無くなるので大変便利。
時間とともに戦場管理が大変になっていく大討伐や、シビアなタイミングのスキル発動や差し込みなど、手がまわらないときほど光るスキルとなっている。
極まれば一度置いたらほぼ手放しでも仕事をしてくれるこの汎用性の高さこそがジェロームの持ち味と言って良い。
「自由にやる分、あなたのサポートはきっちりしますよ。」と宣言通りの働きをしてくれる頼れる兵士である。
長らく覚醒グラフィックがなかったが、アップデートにより実装。
覚醒前は剣と盾を携えたラフな傭兵だったが、覚醒後は騎士を思わせる鎧を身に纏う。
絵のタッチも相まって「使い込まれた鎧を身に付ける歴戦の兵士」を感じさせるものとなっている。
『兵士』から『司令官』へ
ソルジャーの第二覚醒実装に合わせて、新たなクラス「コマンダー」へと覚醒することが出来るようになった。
バランスの良さはそのままに能力が底上げされ、更にコストが-2される。
また、コマンダーの職特性として配置中のみ全ユニットの攻撃力、防御力が+3%、魔法耐性+3という特性を得た。
ひとたび戦場に参じれば、味方の能力を上げ、稼いだコストで次々と部隊を展開していくという、
正に『司令官(コマンダー)』というクラス名に恥じない活躍をしてくれる。
なお、新ドットはまだ未実装となっている。
評判
上記、性能の高さにより非常に評判が良く、彼を追い求める王子は数多く、皆の憧れとなっている。(千年戦争アイギスはR-18のエロゲです。)
評判が上がるにつれ、絵柄や人柄も評価されており、「飄々として居ながら締める所は締める渋い兄貴」と言ったところ。
信頼度システムの実装により、男性キャラクターにも会話イベントが追加された。
そこでは、「情が深いが故に無情に徹している。」「末端の兵士に至るまで、殆どの配下の名前と能力を把握している。」「最前線に立ちたがる王子を諭す一方で、その行動を全力でサポートする。」など、用兵家の二つ名に違わないイケメン振りを見せてくれる。
主君で有る王子は、彼のことを「長の器」と評価しているが、当の本人は「上が居るから自分は自由に出来る。旨い酒を飲ませてくれればそれでいい。」と話している。
2019年2月に行われた第2回人気闘兵では男性部門第3位にランクイン。
白の皇帝や暗黒騎士(団長)といったブラックの男たちに続く辺り、ジェロニキの手堅い人気が窺える。
信頼度を上げたときのセリフ
0% | やれやれ、まさか最前線で戦うことになるとはねえ… |
---|---|
15% | 少し力を残しておくことが大切なんですよ。 |
30% | これでも仕事はちゃんとしますよ。 |
50% | 戦いは好きじゃないですが苦手ではないですよ。 |
60% | 考えが読めないってよく言われます。 |
80% | 勝敗は戦う前に決まるものです。 |
100% | 自由にやる分、あなたのサポートはきっちりしますよ。 |
関連イラスト
男性キャラクターの宿命故か、数は少ない。
直接彼の名でタグが付けられることより、「千年戦争アイギス」のタグでまとめられていることもある。
関連リンク
ハシジェロ(腐向けカップリングの一つ)