概要
ギャルゲーと乙女ゲームを一粒で二粒楽しめるというゲームのジャンル。
実際には、購買層の大半は、乙女ゲームの数に飢えた女性、自己投影・女主人公・逆ハーレム・BL自体は好きなのに女性だけに向けた絵柄が嫌いな女性という残念な結果に終わることが多く、二兎追う者は一兎も得ずで供給・需要共に少なくなる一方らしい。
ユニセックスを歌いながら、絵柄が男性向け寄りになるケースが多いが、男主人公と女主人公の行動範囲の差、男向けラブコメのみに登場する下ネタの影響(男根のメタファーなど)など、ネット上では様々な噂が飛び交っている。
余談
黎明期の乙女ゲーム・BLゲームなどの女性向けゲームは、「ギャルゲの男女比を反転したもの」「声優陣が豪華」「エロゲはNLよりもBL中心」「ジャンルよりもメーカーや作品にファンが付く」以外の特徴が掴めず、一部のメジャーゲーム以外は、ギャルゲーよりも地味な作品が多かった(攻略キャラに、乳揺れ、ラッキースケベ、エロ衣装に相当するパーツがない。女主人公が冴えない少女ではなくとも眺めたり祈ったりしているだけ。など)。
主人公の姿がない本格的な女性向けゲームが定番化するのは、平成末〜令和まで待たなくてはいけず、攻略対象のヒーローたちが格好いい要素だけではなくかわいい要素も含んでいる点、心理描写以外に物理描写も多くプリキュアシリーズレベルに留まっている点、エロゲ以外ではNLとBL百合がシームレスになっている点、下ネタまで行かない下世話なギャグが多い点が特徴となっている。
関連タグ
9・18事件:代表的な失敗例
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