スペック
形式番号 | Type-01/C |
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所属 | ピースマーク |
製造 | インド軍区 |
分類 | 第7世代相当KMF |
全高 | 4.75m |
全備重量 | 7.94t |
推進機関 | ランドスピナー |
搭乗者 | オルフェウス・ジヴォン |
概要
インド軍区で作られた紅蓮壱式をオルフェウス・ジヴォン専用にカスタマイズしたナイトメアフレーム。
ベース機が赤を基調としているのに対し、本機は白を基調としている。オルフェウスの高い操縦技術と相まって高い戦闘能力をほこる。
紅蓮系列の機体と同じ特徴を持ち、巨大な右腕とカブトムシの様な巨大な角を有する頭部を持つ事から、ブリタニアからは「一本角」「ホワイトホーン」などと呼ばれている。
後に試作型の飛翔滑走翼を追加、装備され白炎可翔となった。
中華連邦でオルフェウスが機体を残して行方不明になった後はガナバディ達の手で回収、烈火白炎として改修を加えられ、復活したオルフェウスの機体として復帰する事になる。
武装
七式統合兵装右腕部
本機の特徴の一つで、十徳ナイフのような右腕に計7種類の武装を内蔵しており、状況に合わせて瞬時に切り替える。
- 壱式自在掌
武装を展開していない通常の形態。マニピュレーターとして機能する。
- 弐式特斬刀
二枚あるブレードの内、下段のブレードを展開した形態。
- 参式荒咬鋏
二枚のブレードを展開し、鋏として機能する形態。
- 四式熱斬刀
上段のブレードを一部スライドし、下段のブレードと組み合わせる事でヒートブレードとして機能する形態。
- 伍式穿芯角
KMFの重装甲すらも貫ける威力を持つドリルを展開した形態。
- 六式衝撃砲
マニュピュレーターと入れ替わるように展開する射撃形態。カートリッジを取り換える事で多種多様な弾種に切り替える事が出来る。カートリッジは脚部にマウントしている。
- 七式超電磁砲
射撃形態のもう一つの姿。
飛燕爪牙(スラッシュハーケン)
ナイトメアの標準武装。紅蓮と同じく左胸に搭載している。
拡散輻射波動装置(ゲフィオン・ブレイカー)
頭部の角内部に搭載された小型のゲフィオン・ディスターバー。展開すれば半径100mのサクラダイトの活性化を停止させる事が出来るが、エナジー・フィラーの大量消費に加え、本機自体にも対策されていない事から、使用すれば本機も停止する文字通りの「奥の手」である。
飛翔滑走翼
後に黒の騎士団で正式採用されるフロートユニットの試作型。
試作段階故に細かな不具合が多々出ており、それをオルフェウスの腕でカバーしながら騙し騙しで使っているという結構危うい代物である。
水中戦仕様
右腕を通常のマニピュレーターに換装し、短魚雷の連装ランチャーを両腕に装備した状態。
強化機
烈火白炎
白炎を改修した機体。ガナバディが独自に手を加え、爆発的に進化するKMFに対抗できるように、細部が徹底的に見直され、フレーム強度、コンピュータなど完成度が向上している。
使用時に自機も機能停止するゲフィオン・ブレイカーも改修され、指向性を持たせることで停止対象を選択することが可能となった。
武装
- 指向性輻射波動装置(ディレクティッド・ゲフィオン・ブレイカー)
有効範囲は狭まるが指向性を持たせることで扱いやすくし、自機を停止させることなく、停止対象を選択することが可能となった。
- 可変型超電磁砲身装置
七式統合兵装右腕部と連結することで、七式超電磁砲として運用可能。装置自体に動力が存在し、白炎本体に負荷をかけずに運用できる。
その威力は、ブレイズ・ルミナス系のエネルギー装甲も100m以内なら貫通する。
業火白炎
烈火白炎を更に改修した機体。大グリンダ騎士団が守護するダモクレス攻略に向けて、対多数との戦闘を想定してサバイバリティ向上がなされた。
頭部のディレクティッド・ゲフィオン・ブレイカーもより攻撃的な『輻射波動照射装置(ゲフィオン・ブラスター)』に強化された。
これまで特に装備のなかった左側には輻射障壁を発生させる『絶対障壁左腕』が装備された。
この改修で、元々トップヘビーな機体バランスはより劣悪となり、オルフェウス以外では到底扱えない機体となっている。
武装
- 輻射波動照射装置(ゲフィオン・ブラスター)
これまではゲフィオン機構による「サクラダイト不活性化による照射対象の一時機能停止」だったが、「照射対象のモーターやバッテリー内のサクラダイトを融解・破壊し使用不能にする」というより攻撃的な装備となっている。
- 絶対障壁左腕
輻射障壁を発生させる防御装備で、左肩に装備されている。
その輻射障壁の出力は高出力のハドロン砲すら防ぎきるほどで、更にブリタニア系の技術を応用しており、パワーアシスト付の大型腕となり、この形態では輻射障壁を攻撃に転用し、格闘戦をおこなう。